英語で暮らす。もっと自分の視野を広げてみよう!
今年度よりスタートしたオーストラリアターム留学
関東学院中学校では、今後ますますグローバル化が進む中で、学校の授業の他に、コミュニケーションツールとしての英語の習得に力を入れていきたいと考えています。その取り組みの一つとして、今年度から給付型奨学金のついたオーストラリアターム留学がスタートしました。
今回は、高1=1名、高2=2名の計3名の女子生徒が参加しました。彼女たちはターム留学で、どんな経験をしたのでしょうか?
今年度のターム留学は、7月21日~9月19日の2カ月間行われました。期間中、生徒たちはシドニーから北西300㎞にあるのどかな地域で、提携校であるダボクリスチャンスクールの生徒の家にホームステイをしながら、学校に通いました。「滞在当初は、これまで人の家に長いこと生活をしたことがなかったので、その家庭の生活リズムに合わせるのが大変だった」と話すA・Mさんですが、幸いホストファミリーに恵まれ、学校でシェイクスピアのエッセイを書くという課題が出た時には、困っていたA・Mさんを家族みんなが助けてくれたそうです。
日本では、英語がわりと得意だった3人。しかし、現地校での授業となると苦戦したようです。「独特のアクセントもあり、初めは何を言っているのか全然分かりませんでした。でも、2週間を過ぎたあたりからだんだん分かるようになって、最後の方の授業で、突然1分間のスピーチの課題が出たのですが、それを言い切れた時は自分の成長を感じ嬉しかったです」(A・Yさん)。
また、E・Uさんは、英語での授業は苦戦したけれど、数学のテストではクラスで4位の成績を取り、自信を持ったようです。「海外で生活をすると、英語はあくまでもツールで、その先に何ができるかが大事になってきます。将来、私は医学療法士になりたいと思っていますが、それを実現する場所として海外も視野に入れています」(E・Uさん)
こうして、一人ひとりがたくさんのことを吸収し、実りある2カ月間を過ごしたようです。
来年度からは中上級者対象に放課後学習「英語村」を開講
また、同校では来年度より、校内の放課後学習でも英語に力を入れていきたいと考え、横浜YMCAとプログラムを共同開発した「英語村」を週1回のペースで開催します。「もっと英語で話せるようになりたい」という向上心を持った英語力中上級者レベルの生徒を対象に、ツールとしての英語=会話力を強化していきます。英語を話すだけでなく、英語を通して視野を広げることを目的としています。
また、「英語村」は、次期オーストラリアターム留学を希望している生徒にとっても、現地へ行く前の会話力のレベルアップにも繫がると期待されています。
関東学院中学校
[学校HP]http://www.kantogakuin.ed.jp/
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