私学探検隊

勉強もスポーツも刺激し合える環境が魅力!成長できる!

この秋に行われたジュニアオリンピック陸上競技大会に、東京代表として村上玲央さん(中3)と小林 葵さん(中1)が出場しました。二人とも中学受験に向けて勉強をしているさなかに、陸上競技で活躍する久我山生に惹かれて、複数の志望校から久我山が第一志望に浮上。「この学校に入りたいという強い気持ちが合格を引き寄せた」と振り返ります。

入学後に急成長。何事にも挑戦する自信がついた!

「小学校時代はのんびり構えていた」という村上さんの、陸上との出会いはいとこの応援でした。中学入学を機に自分も陸上競技を始めたものの「最初は自信がなくて大会出場を避けていた」と言います。意を決して、中1の夏休みに行われた私学大会に出場すると100m(中1の部)で優勝し、「一生懸命練習すれば結果はついてくる。もっと頑張ろうと思いました」
中2の夏頃までは好調でしたが、その後、ケガによる苦しみも味わいました。その時に「走れないのなら勉強に打ち込もう」と気持ちを切り替え、目標を立ててこつこつ取り組むと成績は向上。陸上競技を通して学んだ、目標を達成するためにいかに効率よく取り組むかという考え方が勉強でも役立ち、上位をキープしています。
先輩が引退し、短距離男子グループの長になると、部長や各グループ長とともに、一体感のあるチームづくりに取り組みました。口数は少ないタイプですが、なにかにつけて話し合い、部員の前で発言する機会を重ねるうちに、人の言葉にじっくり耳を傾けて、共感できる、自分の意見も言える、信頼の厚いリーダーに成長しました。
「入学時はこんな自分になれると思っていなかった」という村上さん。「陸上にしても勉強にしても、目標にできる先輩や仲間が身近にいたことが大きい。負けずに頑張る姿勢が自然と身につき、自信がついた」と胸を張ります。

小林 葵さん

▲小林 葵さん(中1)/自己ベスト100m13秒01
「久我山に入学してよかったことは、競い合える環境の中で自分の成長を実感できることです。陸上では、憧れの先輩からリーダーシップや面倒見のよさを学び、同級生への声かけができるようになりました。勉強でも刺激し合えるよき仲間ができて充実しています。」

村上玲央さん

▲村上玲央さん(中3) /自己ベスト100m11秒26
「久我山に入学してよかったことは、5分前の精神をはじめ、先生方のきめ細かい指導のもと、自分を見つめる機会を多々もてることです。誰もが自分が好きなことに気づき、個性が尊重される環境の中で、力を伸ばすことができます。高校でも勝つことにこだわり、陸上で自分の存在意義を発揮できるように頑張ります。」

勉強もスポーツも高みを目指せる環境で開花

小林さんは小4で陸上を始めるとすぐに頭角を現し、久我山に入学後も夏の東京都大会100m(中1の部)で優勝。STクラスで勉強も頑張りながら、来年夏の全国大会出場を目指しています。「自分のことはできているので、今後は周囲を巻き込む力をつけてほしい」とコーチの中野眞未子先生は期待を寄せます。
クラブ活動に限らず、日常のあらゆる場面で生徒自身が秘めている力を引き出し、個性に磨きをかけることができる久我山の教育環境に注目してください。

多くの部員が自信を深めて高校へ

久我山は男女別学ですが、生徒会活動や文化祭、体育祭などの学校行事は男女が協力して行います。部活動も同様で、運動部では陸上競技部、剣道部などが男女の壁なく切磋琢磨し、成果をあげています。中学陸上競技部では「全員で戦う」をスローガンに、顧問の鈴木洋行先生、下岡容子先生、コーチの中野眞未子先生(保健体育科講師・陸上部OG)の指導のもと、学生コーチも週2日指導に訪れる環境の中で、男女76名の部員がそれぞれの目標に向かって練習に励んでいます。正味1時間半の活動で記録を縮めるには、どう取り組むかを考えることが欠かせません。時間を有効活用する力は、自分と向き合い、黙々と練習に打ち込む中で養われる集中力や辛抱づよさとともに勉強にも活かされ、多くの部員が自信を深めて高校へ進学しています。

 

国学院大学久我山中学校

[学校HP]http://www.kugayama-h.ed.jp/
〒168-0082 杉並区久我山1-9-1
☎ 03-3334-1151
最寄駅/京王井の頭線「久我山駅」より徒歩10分