ネイティヴの先生がクラスの副担任となり、英語づけの学校生活を送る英語イマージョン教育
今、求められているのは英語を使える力
浦和実業学園中学校では、独自の英語イマージョン教育を実施しています。イマージョンとは浸すことを意味し、生徒たちは日常的に英語づけの日々を過ごしています。生徒募集主任の小池克弥先生と英語担当の水川瞳先生にお話を伺いました。
「イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの出身の6名のネイティヴ教員が中学1・2年生の副担任として常時勤務し、英語以外に音楽、美術、技術、家庭科、体育などの授業も行っています」(小池先生)また、学校行事にも一緒に参加して、校外学習にも同行し、日本人の先生と同様に、生徒の指導にあたっているのだとか。「ネイティヴ教員は、休み時間も基本的に英語のみで会話をするため、生徒たちも自然に耳が慣れ、英語があるのが当たり前の生活ができるようになっていきます」と水川先生も話します。その成果は、「読む・聞く・話す」の3技能を測る「GTEC」などの検定で常に高い平均スコアを獲得してることにも表れ、使える英語が一つ一つ身についていることがわかります。
英語力に磨きをかけるハワイ短期留学
「4年(高校1年)生になると、英語イマージョン教育の集大成ともいえるハワイ短期留学に全員の生徒が参加します。約3週間、現地の海外教育施設に滞在し、英会話の授業を受けるのはもちろん、コンドミニアムタイプの部屋で自炊をしながら、異文化に触れ、現地の人たちと交流する生活を送ります」と小池先生。3週間という長い滞在期間を楽しんで帰ってこられるのも、英語や外国人と日常的に接していることが大きいようです。「普段から英語を鍛えているため適応力があり、自信をつけて帰ってきます」(水川先生)
英語に強いことが大学受験の強みに
同校は年々、国公立大学や難関私大などの進学実績を上昇させていますが、英語を武器にする生徒が多いこともその要因のひとつとなっているようです。「ネイティヴの先生方は英作文の添削やスピーキング対策など受験対策にも熱心に関わってくれています」(小池先生)。「ネイティヴの先生方はゲスト感覚ではなく、褒めたり叱ったり、真剣に生徒と向き合ってくれています。この体験が将来、国際感覚を身につけていくための土台となり、将来は英語が自分のやりたいことを実現するためのツールとなることを期待しています」(水川先生)
浦和実業学園中学校
[学校HP]http://www.urajitsu.ed.jp/jh/
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