私学探検隊

“辛い時こそ笑顔”をモットーに、毎年全国大会に出場

チアリーダー部チアリーディングはアメリカで発祥したスポーツです。主にスポーツの試合でチームを応援するために発足したものですが、今は競技として世界各国で大会が行われています。
山手学院チアリーダー部は1999年に創設されました。当時はアクロバティックに組み体操をするチアリーディングをしており、名前もチアリーディング部でした。2004年にチアダンスに転向し、名前もチアリーダー部に変わって以降、毎年チアダンスの競技大会に参加しています。チアダンスでは組み体操のようなアクロバティックな動きはせず、ダンスだけが特化されます。チアの象徴であるポンを持って踊ったり、ラインダンスをしたり、ジャンプやターンなどのテクニックも演技の中に組み込まれ重視されます。
チアリーダーとは、リーダーという名で呼ばれているとおり、学校の代表です。我がチアリーダー部でも、学校生活において常に学校の代表であることを意識し、自らを律しながら学校生活を送るように部員一同努めています。部活動だけでなく、学業も熱心に取り組み成果を出すことがチアリーダー部員の役目です。
我が部は中学1年生から高校2年生までの5学年にわたります。基礎練習は中高共に行いますが、大会のための演技の練習は中高分かれて行います。4月に中1、高1の新入生を迎えたあと基礎練習を積みます。6月に中学生はオープンキャンパスで演技の発表をし、来校して頂いた多くの受験生に元気を与えています。7月に高校生は野球部の試合応援に行きます。炎天下、必死に野球部員を応援する姿はまさに青春です。10月には文化祭で公演を行います。総勢50名ほどの大人数で踊る部員全員によるラインダンスやポン文字などの演技は毎年好評を得ています。秋から冬にかけては、2つあるいは3つのチアダンスの大会に出場します。チアリーダー部が一番の目標としているのは、毎年3月に行われるUnited Spirit Association主催の全国大会(Nationals)に出場し、上位入賞をすることです。ここ5年ほどは中学生高校生の両チームが地区予選を勝ち抜き、全国大会に出場しております。今年の3月に行われた全国大会では、高校生は11位、中学生は4位と健闘しました。
我が部の特徴は、「大会には全員で1チームとして出る」という点です。強豪校では、セレクションを行い選抜されたメンバーだけが大会に出ることが少なくありません。しかし山手学院チアリーダー部では、セレクションをして個人のレベルチェックはするものの、全員が1チームとして出ることで、部員の絆・つながりを深めています。初心者もいればバレエなどのダンス経験者も多い競技なので、スタートはバラバラですが、みなが同じ目標に向かって同じ演技をすることで、全員が同じように成長し達成感を得ます。
チアリーディングというスポーツ自体が笑顔で応援し周りを元気づけるというものなので、厳しい練習においても、部員は常に笑顔を心がけ、チアが大好きという気持ちがあふれています。ぜひ一度山手学院チアリーダー部の演技を見に来てください。勇気と元気をお届けします。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

山手学院中学校・高等学校
[学校HP]http://www.yamate-gakuin.ac.jp/
〒247‐0013 横浜市栄区上郷町460番地
☎ 045‐891‐2111(代表)
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