「あなたは宝物!」が自信を支え、平和のために行動できる人を育てる
グローバル教育の先へ 同じ人間として共生し、平和を考える「ユニバーサル教育」
「本校の創立者・シスター江角は、生徒一人ひとりに『あなたは宝物よ』と声をかけていました。あなた自身は既にそのままで大切な存在であり、いつどんな時にも人の役に立てる力を持っているという愛にあふれた言葉です。創立50年を経た今も、教職員みなで創立者の姿勢を受け継ぎ、全校生徒に接しています。生徒たちには、学校の中で“愛される体験”をたくさんさせたいのです」
副校長の保坂博子先生は、純心の教育の原点をこう話されました。愛される体験を重視するのは、それが行動の原動力になるからと言います。
「生徒は自分が愛されていることを実感すると、自己肯定感が高まり自信が持てるようになります。その経験を中高生のうちに重ねることで、卒業後、身近なところでも、広い世界に身を置いても、他者を受け入れ協働しながら、力を発揮できる人間になれるのです。そのことは、母校に遊びに来て生き生きと今の自分を語るたくさんの卒業生たちが証明しています」(保坂先生)
産業界で他者と競い合うだけでなく、いついかなる場所においても、同じ人間として他者と共生する視点を忘れずに、平和のために行動できる人を育てたい。同校が目指すユニバーサル教育は、先が見えにくい時代に生きる生徒たちの将来を支え、よりどころとなるものと言えます。
自ら学び、共同して学ぶ「能動的な学習」を通して叡智(えいち)を磨き、行動できる人となる
先生方や家族から愛される経験をした生徒たちには、折れない“たくましさ”があると保坂先生。芯の通った生徒たちを行動できる人にするための取り組みについて、入試企画部の木ノ内礼奈先生は次のように教えてくださいました。
「実際に自分の考えを実行できるようになるには、考える力の素地となる基礎学力や教養はもちろん、問題発見力や情報収集力などのスキルが必要です。本校では、図書館司書教諭と様々な教科(社会・国語・美術・音楽・家庭科・宗教など)の担当者が協働して指導する『探究型学習』に十年来取り組み、これらのスキルを養成してきました。大学入試制度も変わり、知識の活用力が求められていきますが、『探究型学習』のノウハウをすべての学習活動に活かし、さらに深化・発展させながら、生徒たちの学び続ける姿勢と必要なスキルの育成に取り組んでいきます」
ありのままの生徒を受け入れ、背中を押してくれる先生方が揃う東京純心。温かさと安心感の源は、先生方の姿勢にあると実感しました。
「英語の純心」の取り組み
●4技能を伸ばし『英語脳』をつくるトレーニング型授業
●イングリッシュキャンプ(中2)、海外語学研修(高1)
●レシテーション/スピーチコンテスト など
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京純心女子中学校
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