私学探検隊

東大合格輩出!確かな学力の育成と次代で生きる力を養う、大宮開成の取り組み

「サイクル」と「全員指導」が学力向上の原動力に

中高一貫生卒業生77名のうち、現役東大合格を含む難関大学合格者が126名(のべ数)と着実に実績を伸ばしている大宮開成中学・高等学校。ここ数年の大学合格実績の向上は、様々なところで注目を集めています。この実績向上の原動力は何か、大宮開成の山中克修校長先生と、中学教頭の松﨑慶喜先生にお話を伺いました。
「1つめのポイントとして挙げられるのは、学習習慣の定着に向けて第1ステージとなる中1・中2年次に手厚く指導をしている点です。毎日の宿題はもちろん、それに加え毎週末に、課題と次週の小テストの範囲を生徒・保護者に伝えています。家庭での学習時間をどのように活用すると良いかを学校・生徒・保護者が共有し、家庭で学習ができているかを把握しています。この第1ステージの取り組みが、第2ステージ以降の自学自習の姿勢につながります。」(山中校長先生)
2つ目のポイントとして、松﨑先生は次のようにおっしゃっています。
「1学年90名という人数であるからこそ、教員全員が生徒の学習状況を把握しています。直接教科を担当している先生でなくても、常日頃職員室で生徒の様子を情報共有しているので、どのような関わりがその生徒にとって有効か、多くの視点で判断し、生徒によりベストな指導を行っているのです。」

「リーダー」体験を通して、グローバル時代で活躍する力を養う

開成文化週間

開成文化週間では、中1~高1までの発表を見ることができます。

さらに大宮開成が注目を集めているのが、次代を意識した「リーダー教育」です。
大宮開成では、中1~高1までの各学年が1年がかりでグループ学習に取り組みます。グループのメンバーの共同作業により、発言力、協調性、考察力、プレゼン力を高めていきます。
「予見できない世の中で、これからの生徒たちに社会に出た時に求められることは『協働』と『発信力』であると考えています。そのために本校では、4年間を通してグループ学習を実施しています。グループでのディスカッションや発表、そしてグループ学習のテーマのフィールドワークとして実施している研修旅行で、生徒たちは小さなリーダー体験を積み重ねていきます。この小さなリーダー体験の積み重ねが達成感、そして自信となり、お互いを尊重して協力しあえる力を身につけています。」(山中校長先生)
2016年の春には、自習室を完備した「図書館」が完成する大宮開成。今後も目が離せません!

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

大宮開成中学校
[学校HP]http://www.omiyakaisei.jp/
〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615
☎ 048-641-7161
最寄駅/JRなど「大宮駅」徒歩19分または国際興業バス「天沼町(大宮開成中学・高等学校前)」。登校日朝にはノンストップ直行便あり。