私学探検隊

伝統とリベラルな校風を兼ね備えた女子校 世界に翔ばたく、自立した輝く女性を育てる!

自立した女性を育てる4つの力を教育の軸に

英語の授業

生きたコミュニケーションを大事にする英語の授業

自立した女性を育てるための教育を行ってきた共立女子中学高等学校は、来年で創立130年を迎える伝統校。明治時代の設立当時としても非常にリベラルだった「女性の自立」と「社会に有為な女性の育成」を目指した教育をしてきました。その精神は、時代が変わっていく中でも受け継がれ、社会に貢献できる女性を育て続けています。
「グローバル化・多極化が進んでいくこれからの時代こそ、女性の力がさらに必要となり、発揮される時代。周りと協調しながら、個性を生かして翔ばたいていける女性を育てていきたいと思っています」と思いを語ってくださったのは、今年新校長に就任した児島博之先生。長年、この学校の生徒達と共に歩み、見守ってきました。
時代を超えて輝き、翔ばたく女性となるため、4つ力を軸にしています。
他者を理解し尊ぶこと、豊かな情操と礼儀を身につけることによる、人と「関わる力」。自分の役割を見つけ、自主的・自発的に行動する「動く力」。知識力、情報を収集し、それを活用・発信する「考える力」。そして、自分で問題を見つけて解決に取り組んでいく「解く力」です。

リベラルアーツで学ぶ多様性と柔軟性

これらの4つの力を育むのは、授業での勉強ばかりではありません。
行事やクラブ活動を始めとする様々な場面において、実体験の中で身につけていけるのが、共立女子中の魅力です。机の上での勉強だけではなく、友人との協力ややりとり、行事やクラブの運営や問題解決などの経験を通じて培われていくのです。
それは「知識は使うもの」という児島校長先生の言葉にも表れています。「授業の中でも自分で手段や方法を考えさせ、できるまでトライする経験は多く取り入れています。しかし、行事の中でも生徒は確実に成長していきます。勉強で身につく知識や基礎学力と、人間形成は、両輪。どちらも経験値を上げられる学校でありたいと思っています」。
共立祭などの行事は中高共同で行われていますが、基本的に運営委員は中高別に設置されます。中学生の間にも責任を持って行事を運営し、携わる経験を積むための機会を用意しているのです。

大規模校でも実現できるキメの細かい丁寧な指導

一学年8クラスは、東京の女子校の中では大きな学校に見えるかもしれません。しかし、重要なのは、一人一人の生徒へのケア。各クラス必ず2人の先生(担任・副担任)を配置し、先生一人当たりの生徒数は他校と比べても少なく、先生たちは生徒の相談にこまめにのれる距離感があります。先生同士の情報共有もマメに行われ、担任以外にも見守ってくれる先生たちがたくさんいます。
「共立女子は、おおらかな子が多い気がします。それは、いろんな個性があっていいんだという受け入れの姿勢が育まれていくからなのです」。
勉強も、礼法を含む実技系科目も、行事も手を抜かず、多様性と柔軟性をもった生徒が育つ共立女子。人間性と経験値を培える6年間です。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

共立女子中学校
[学校HP]http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2-2-1
☎ 03-3237-2744
最寄駅/メトロ半蔵門線・都営新宿線 三田線「神保町駅」徒歩3分。メトロ東西線「竹橋駅」徒歩5分。メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩12分。JRなど「御茶ノ水駅」「水道橋駅」徒歩15分。