私学探検隊

おとなしいのはイメージだけ?想像以上に男らしいサレジアン

体育祭

6学年が縦割で4チームに分かれ競う体育祭。6年間同じ所属チームなので熱く結束力も高い

難関大学への合格率も高く、ミッションスクールということもあり、「真面目でおとなしい生徒が多い」といった印象を持つ人が多いサレジオ学院中学校。そんなイメージに対して「いえいえ、とても男子校らしい面が多々ありますよ」と語るのは、小川剛史先生です。そこで今回はサレジオ学院で学ぶ中学3年生に、ふだんの学校生活やリアルなサレ生(サレジオの生徒)について語ってもらいました。集まってくれたのは岡部創太くん、松野雄太くん、菊地悠太くんの3名。それぞれテニス部、サッカー部、野球部のキャプテンとしても活躍しています。
話を聞いてみて意外だったのが、校内では常にジャージで過ごすということ。「昼休みになれば校庭でスポーツを楽しむし、何かと都合がいいです」と岡部くん。そして放課後になれば、もちろんクラブ活動です。3度日本一に輝いたテニス部や、最近メキメキと実力をつけてきたサッカー部など強豪クラブも多く、日々練習に励んでいます。ただ、中学生は活動日が週に3日と決められており、松野くんによると「クラブのない日は講習に参加します」とのこと。この講習は成績上位者の先取り教育もあれば、下位者の補講もあり、多くの生徒が参加しています。「クラブと勉強、どちらも頑張ることで、いいリズムが生まれると思います」と菊地くん。
また、異常な盛り上がりを見せる体育祭やサレジオ祭(文化祭)など学校行事も多く、生徒たちはまさに「ザ・男子校」といった6年間を送ることになるのです。
勉強、クラブ活動、学校行事。そのどれにも全力で臨むサレジオ学院。同校では「25歳の男づくり」と題して卒業後を見据えた教育を行っていますが、こうした充実した学校生活が学力だけでない、強い気持ちを持った「男」を育てていくのだと感じました。

サレジアンの宗教行事

サレジオ会に所属するサレジオ学院では、宗教の授業があり、サレジアンを目指して全人的な人間教育を行っています。年3回のミサ、週3回の「朝の話」、生徒主体のボランティア活動のほか、中学3年では、サレジオ会の創立者であるヨハネ・ボスコの母国イタリアへの研修旅行を実施。ヴァチカンを巡礼し、システィーナ礼拝堂やサン・ピエトロ大聖堂、現地の姉妹校などを訪れます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

サレジオ学院中学校
[学校HP]http://www.salesio-gakuin.ed.jp/
〒224-0029 神奈川県横浜市都筑区南山田3-43-1
☎ 045-591-8222
最寄駅/市営地下鉄GL「北山田駅」徒歩5分。東急線「鷺沼駅」からバス「地区センター前」。東急線「たまプラーザ駅」からバス「サレジオ学院」。東急線「江田駅」からバス「宮の下」。