私学探検隊

2016年4月より中高6ケ年一貫「グローバルチャレンジクラス」がスタート!

共学校になって5年目 飛躍的に伸びている進学実績

ニュージーランド海外教育研修

中3生全員が参加する「ニュージーランド海外教育研修」では、現地の学校で授業も体験します。

横浜翠陵中学が女子校から共学校に変わり、今年で5年目を迎えます。2011年からスタートした新カリキュラムでは、「Think & Challenge!」をモットーに、校訓である「考えることのできる人」を育成するための様々な取り組みを行ってきました。
まず学習面では、学びのプロセスを「D(興味喚起」「U(理解)」「T(演習)」の3段階に分け、「知りたい(興味)」→「わかった(理解)」→「できた(演習)」のサイクルを繰り返しながら、生徒一人ひとりのレベルに合わせたフォローを行い、学力を高めてきました。教科学習以外の取り組みでは、仲間と助け合いながらゴールを目指して歩く「トレッキングデー」に全生徒が挑戦したり、中3の「ニュージーランド海外教育研修」で一人一家庭のホームステイを2週間体験したりするなど、チャレンジ精神を育んできました。こうした体験を通じて、生徒たちは中高の6年間で自分の夢を見つけ、その夢を実現するための進路選択を自分で切り拓いていきました。その結果が大学進学実績へとつながったのです。
左の表は同校の共学化前と共学Ⅰ期生とⅡ期生の進学実績を表したものです。平成24年度ではGMARCH以上の大学に進学した生徒はわずか4名でしたが、共学化に伴い、新しいカリキュラムが導入されたこと、男女が互いに刺激を受け合いながら成長できる環境が生まれたことなども影響し、Ⅱ期生の卒業にあたる今年度は、GMARCH、早慶上理、国公立大に合格した生徒が85名と飛躍的な実績を残すことができました。

中高6ケ年一貫教育の学びに特化した新クラスが誕生

こうした確かな手応えを感じ、同校では来年度から中高6ケ年一貫の学びに特化した「グローバルチャレンジクラス」をスタートすることになりました。同校ではこれまで、中学からの内部生は高校に進学した時点で、高校から入学する外部生と一緒に学ぶ進路別のコース選択を行っていましたが、来年度からは外部生と混ざることなく、中高一貫の新カリキュラムを導入します。新しい取り組みとして、中1・中2を対象に、国数英の主要3科目とネイティブによる英会話の授業を、宿泊をしながら集中的に学ぶ「サマースタディキャンプ」の実施や、世界をテーマに自ら課題を見つけ、中2で日本語、中3で英語のプレゼンテーションを行う「翠陵グローバルプロジェクト」を中学3年間かけてじっくり取り組んでいきます。2016年に共学化6年目を迎える横浜翠陵の第2ステージが期待されます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜翠陵中学校
[学校HP]http://www.suiryo.ed.jp/
〒226-0015 神奈川県横浜市緑区三保町1
☎ 045-921-0301
最寄駅/JR横浜線「十日市場駅」徒歩20分。「十日市場駅」・東急田園都市線「青葉台駅」からバス「郵便局前」徒歩3分。相鉄線「三ツ境駅」からバス「霧ヶ丘高校前」徒歩12分。