私学探検隊

中学時代からグローバルな視野を養い高校では国際コース進学のチャンスも

イギリス(ロンドン)研修旅行に向け中1から生きた英語を学ぶ

英語の授業

「話す」「聞く」「読む」「書く」という4技能をバランスよく伸ばす英語の授業

橘学苑中学校・高等学校は、今年度から新校長に相場和生先生が就任しました。今回は、相場先生にこれからの橘学苑が目指すものをテーマにお話を伺いました。
「本校が掲げる『大地に足をつけ、世界につながる創造的な人間の育成』というコンセプトに改めて立ち返り、中学校の国際教育に一層力を入れていくことになりました」と話す相場先生。特に、英語の授業では、中3で全員が参加するイギリス(ロンドン)研修旅行に向け、中1から「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能をしっかりと身につけていきます。ネイティブ教員を入れたTT(ティーム・ティーチング)授業を行い、生きた英語を習得します。「ネイティブ教員はお昼休みの時間帯にもランチルームで生徒たちと会話をしてくれます。生徒たちは授業以外でも、英語を話せることが楽しいようです」(相場先生)

イギリス(ロンドン)からの帰国後は発表会を実施

「中2までの間には、英語だけでなく、基本的な生活習慣、挨拶などのコミュニケーション能力を身につけ、自分の身の回りのことがしっかりでき、自立できるように指導していきます。また、折り紙、お茶、地理など、自分の国の文化を知り、海外で伝えられるように教育します」と相場先生。もちろん、滞在するイギリスについても、歴史やロンドンの街のことなどを中1から勉強していきます。また、現地では2人1組となり、ホストファミリー宅にホームステイするため、英語の授業では「自己紹介ノート」を作成。ホストファミリーに自分たちのことをよく知ってもらえるよう、準備をします。そして、中3の前期に(今年度は4月)、いよいよイギリスに出発します。「午前中は現地校で英語のレッスン、午後からは市内見学というスケジュールをこなします。今年度から帰国後に発表会を開き、保護者や受験生の親子にも見てもらうことにしました。もちろん、学年末の英語発表会にも力を入れて取り組みます」(相場先生)

高校の国際コースにもつながる中学での国際教育

同校では、中3のイギリス(ロンドン)研修以外にも、中学・高校の希望者対象のカナダへの夏季短期海外研修も実施しています。また、高校の研修旅行がシンガポールなどの海外であるなど、多くの国際経験を積むチャンスがあります。特に、高校の国際コースは、神奈川県で唯一、高2の1年間、全員がニュージーランドの現地校で学び、単位を取得するカリキュラムとなっており、語学や国際関係の大学への進学も非常に多いコースです。「今後は国際コースに進学する内部生が増えるように、中学からグローバルな視野を持った生徒を育てていきたいですね」と相場先生。同校は、高校での海外留学を考えている受験生親子にとっても、注目したい学校のひとつとなりそうです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

橘学苑中学校・高等学校
[学校HP]http://www.tachibana.ac.jp
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☎ 045-581-0063
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