私学探検隊

NEXT STAGEに向けて、さらなる飛躍を目指す

三輪田の「ライフスキル−5つの力」

世界に興味・関心を持ち、学び続ける力
2 問題を解決する論理的思考力
3 リーダーシップとフォロワーシップ
4 対話する力・共感する力
5 確かな職業観にもとづく人生設計力

自分の意志で道を切り開く未来を生きる女性を育成

三輪田学園は今年創立128周年。時を越えて受け継がれてきた女子教育の伝統があります。永く続くものは必ずその核となる「不易(変わらぬもの)」と、時代の要請に応える「流行(変わりゆくもの)」を併せ持っています。
三輪田学園にとって不易とは、徳才兼備の女性を育てるという教育理念。ここにしっかり立脚して未来を生きる女性を育てています。生徒たちが社会に出る6年後や10年後、社会はどのように変化しているでしょうか。グローバル化のさらなる進展、ICTや人工知能AIの発達など、現在からは予想のつかない状況になっているかもしれません。また、環境問題やハイパー高齢化問題、人口減少など様々な困難が待ち受けているかもしれません。そういう中で、自分の意志で道を切り開いて行くために必要なものは何か。それが「流行」に応える教育ということです。三輪田学園では「ライフスキル︱5つの力」(上参照)を身に付けることでそれが可能になると考え、学校生活のあらゆる面で育成していきます。

卒業生という「道しるべ」

吉田珠美校長による授業

吉田珠美校長による授業

三輪田学園では、中学・高校の6年間で自分の生き方をしっかり考え、「自立した一人の人間」として生きていく基礎を築きます。校内で実施される様々なプログラムの中で、三輪田生の「道しるべ」となって未来を照らしてくれるのは、三輪田学園の卒業生たちです。中学3年では、「職業インタビュー」と題して、様々な職業の卒業生たちを招き、仕事内容やその仕事に就くまでの経緯などを話してもらいます。高校1年では、「10年後の私」という講演会を行います。進路選択を間近に控えた高校1年生たちに、10歳年上の先輩たちが自分の体験や大学受験の苦労、そして自分の近況などを話してくれます。
三輪田生の「道しるべ」となる卒業生は、様々な世界で活躍している人たちです。昭和58年の卒業生の一人は、三輪田を卒業後に看護の道へ。現在は慶應義塾大学看護医療学部で小児看護学の専任講師として後輩の指導にあたるかたわら、「小さな生命を救いたい」という思いを抱きながら、移植の必要な患者さんを助ける移植コーディネーターの第一人者として活躍しています。平成7年の卒業生の中には音大に進学後ロシアに留学、現在はオペラ出演や演奏活動と共に、ロシアとの文化交流にも尽力している人もいます。また、被災地や貧困地域での医療活動に従事する卒業生や、カンパを募りながら映画制作を続ける卒業生など、生き方は様々なのです。
そして、三輪田学園の教育を体現し、三輪田生の今を支えている吉田珠美校長も三輪田学園の卒業生の一人です。
128年の歴史を持つ本校の約2万人以上の卒業生たちが、時には女性として、大人として、そして同じ三輪田で育った人間として様々なアドバイスをしてくれます。先輩から後輩へ、脈々と受け継がれるこの「道しるべ」こそが三輪田学園の「宝」なのです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

三輪田学園中学校
[学校HP]http://www.miwada.ac.jp/
〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
☎ 03-3263-7801
最寄駅/JR・メトロ南北線 有楽町線・都営新宿線「市ヶ谷駅」徒歩7分。JR・メトロ東西線 南北線 有楽町線・都営大江戸線「飯田橋駅」徒歩8分。メトロ半蔵門線など「九段下駅」徒歩15分。