「自ら動く」が強さの秘密 日大藤沢の魅力に迫る!
生徒のモチベーションを高める環境がポイント
広大な敷地と大学の設備が隣接した非常に充実した環境にある、日本大学藤沢中学校。2015年春に中学一期生79名が、それぞれの希望を胸に巣立っていきました。今回は、この恵まれた学び舎で、生徒がどのように成長していったのか、一期生の高校3年間の学年主任を務められた渡辺博先生にお話を伺いました。
―フィールドワークで培う「主体性」
中学3年間、生徒たちが行う広大な敷地と大学の施設を活用した「フィールドワーク」は、生徒たち同士や指導をする大学生とコミュニケーションを取りながら、実際に手を動かしながら学ぶ体験プログラムです。
「開校時から期待していた『フィールドワーク』は、生徒たちの成長を促したプログラムの一つであると考えています。このフィールドワークでは、座学でインプットした知識を活用し、試行錯誤しながら実際に農作物を育てたり、食品加工を行ったりします。『教えてもらう』だけでなく、自ら積極的に学ぶことを中学1年生の時から経験することで、自然と『自学』の姿勢が身につき、勉強や進路選択などの様々な面で良い効果がありました。」(渡辺先生)
―「挑戦」できる環境
「本校の生徒の多くは『新しいもの』に対して、挑戦してみようという気持ちが強い傾向にありました。それは、『自分たちで、ゼロから新しく創り上げていける環境』があったからだと考えています。部活にしても行事にしても前例にとらわれることなく、自分たちで話し合いながらより良いものを作り上げてきてくれました。これは決して『中高一貫一期生』に限った話ではなく、後輩である二期生・三期生も、『先輩たちに負けず、より良いものを』と様々なことに果敢に挑戦し続けています。」(渡辺先生)
「自ら動く」「新しいことに挑戦する」力を育てることができるのが、日大藤沢の魅力の一つなのではないでしょうか。
中1からのキャリアを意識できる環境で確かな進路選択を
2015年度大学入試では、一貫生の半数以上が一般受験に挑戦し、電気通信大学や早稲田・慶応大学をはじめとする大学へ見事合格を勝ち取っていったとのこと。そこには、「大学に行く」ではなく「大学で学ぶ」意識の強さが、最後まであきらめずに挑戦するモチベーションになったと、渡辺先生はおっしゃいます。
「本校は大学の敷地が隣接した環境にあります。『ほとんどの生徒が系列大学に行くのでは』と思われがちですが、決してそうではありません。なぜなら、本校の生徒たちは中学1年生の時から、『真剣に学ぶ大学生』を身近で見ているからです。隣接する生物資源科学部の生徒たちは、非常に真面目で、学問に没頭しています。生徒たちはそのような姿を見て、『大学は真剣に学問を追究するところなんだ』ということを認識していきます。だからこそ、進路選択時も自ら学びたい学問がより高いレベルで学べる場所を探し、最後まで果敢に挑戦していったのです。」
現状に甘んじることなく、一期生の成長を学校全体で振り返り、クラス編成やカリキュラムなどを見直しているとのこと。
今後も新しい挑戦を続ける日大藤沢から目が離せません!
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学藤沢中学校
[学校HP]http://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp/
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
☎ 0466-81-0125
最寄駅/小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩8分。