今年4月、グローバル教育の新高校クラススタート!
刻一刻と変わるグローバルな時代において、自分の力で社会とかかわり、物事を実現していける力。語学だけでなく根本となる論理的思考を日々の授業や取り組みの中で培い、真の人間力が身につくかえつ有明中学。
今年、2015年4月から、さらにグローバル教育が発展。国際バカロレアを基盤とし、これからの日本の子どもたちに合うようにアレンジした新しいグローバル教育を展開するクラスが高校でスタートしました。
「今はいい大学に行くだけが人生のゴールではない時代。結果だけを見たり、知識を覚える勉強だけを重視するのではなく、“学ぶことを楽しむ”“学び方を学ぶ”ことを追求する3年間にしてあげたいです。その結果、進みたい自分の道を見つけ、それを実現するための力が備わってくれることを願っています」と話す高校新クラスのリーダーである福冨高彦先生は、長年アメリカでも教鞭をふるってきました。ほかにも海外の学校で教えてきた経験豊かな先生たちが、生徒たちの知的好奇心を刺激するようなプログラムを日々展開しています。
教科の枠を超えた学び真の学ぶ力を身につける
授業は、これまでも中高で取り入れてきたアクティブラーニングを全面に取り入れるとともに、かえつ有明独自の「教え合い学習」、「問題解決型学習」、「知の理論の学習」を21世紀学習スタイルとして実践しています。科目も「化学」「生物」「日本史」「世界史」などと分けるのではなく、「理科総合」「社会総合」とするなど既存の枠組みにとらわれない授業なのです。
「例えば、最初の授業では“理科を学ぶとはどういうことか?”という哲学的な問いからスタート。自分たちが知っている世の中の事実は本当にそうなのか、改めて見つめ直します。人類が知っている事実は実はほんの一部。新しく疑問を見つけたり、疑問を解決する方法を考えるところから始めようという教科書にしばられない授業です」。
また、教科横断型授業を、中学では「サイエンス科」、高校では「プロジェクト科」として実施しています。この授業では論理的な考え方や科学的な物の見方を、調査や研究、実験、検証、論文執筆などを通して身につけていきます。
さらに注目なのは、入学後すぐ5月に行く2週間のイギリス・ケンブリッジ研修。知の最高権威であるケンブリッジでホームステイをしながら、日中は少人数で双方向式の英語の授業に参加します。1日ごとにテーマを設け、調査、ディスカッション、プレゼンテーションなど高いレベルでの英語のコミュニケーション力を身につけます。午後には企業や美術館などに足を運び、午前の勉強を元にしたアクテビティ。英語を学ぶだけでなく、英語で学ぶ2週間です。普段の英語の授業は、「Language Arts」として実施しています。あるテーマについて課題や問題を見つけ、自分たちで答えを導きます。その過程のリサーチ、ディスカッション、エッセイライティング、プレゼンなどを英語で行います。
さらにこれからどんどん進化していくこの高校の新クラス。未来に向けた新しい学びを追求するかえつ有明に今後も注目です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
かえつ有明中学校
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