私学探検隊

長期留学希望者が急増!生徒の心に火を点ける、修学旅行+事後学習

修学旅行の体験を生かし一つ上の英会話に挑戦

ISAプログラム

日本の難関大学で学ぶ留学生が、このプログラムのために来校。その多くは国費留学生で、各国の将来を担うような逸材ばかり!

専修大学松戸中学校では国際教育に力を入れていますが、その集大成となるのが3年で実施されるネブラスカ修学旅行。日ごろから授業以外でも英語に触れる機会を設けるなど、しっかりとした準備を行った上で、約2週間の日程で実施されます。そしてここで得た英語体験をより深めてもらおうと昨年からスタートしたのが、ISAプログラムです。これは留学支援等を行っている団体ISAから外国人講師と留学生を招いて、2日間の英語レッスンを行うというもの。学生は東大や早稲田、慶應、ICUといった難関大学に留学している大学生や大学院生たちです。「留学生は英語圏以外、特にアジア諸国の出身者がほとんどです」と語る英語科の五味 光先生。「英語はネイティブスピーカーから学ぶべきという先入観がありますが、日本人が国際社会で英語を使う際、英語を母国語としない人と話す機会のほうが多くあります。そういう意味で、さまざまなイントネーションに触れることは非常に重要だと考えています」
また、ほとんどの留学生は母国語、英語、日本語を話せるトリリンガル。「世界のさまざまな国の留学生から刺激を受けてもらいたいという思いもありました」と五味先生。生徒数名の班に留学生が加わって修学旅行での体験についてのディスカッションを行い、最終日にはプレゼンテーションにも挑戦します。修学旅行とはまた違う、自ら考えて英語で発信する英語体験は、生徒にとっても大きな収穫になったようです。

長期留学希望者が増加高まる英語に対する意識

「こうした機会を設けたことがプラスに働いたのかもしれませんが、高校に進学して1年間の留学を希望する生徒はこれまで年に数名でしたが、今夏は12名に増えました」と五味先生。長期留学経験者が増えることは、帰国後の彼らがほかの生徒に与える影響が大きくなることにつながります。これまで以上に英語や国際社会に対する生徒全体の意識が高まるのではないでしょうか。
もちろん国際教育に関するプログラムはこれだけでなく、週2回の少人数英会話クラス、海外姉妹校との交流、高校でのグローバル研修プログラム、昼食時にネイティブの教員と過ごすランチタイムアクティビティなど多種多彩。学校生活で、英語に触れる機会を数多く設けています。また中学でのISAプログラムがいい効果を生んだことから、今夏からは高校1年でも希望者を対象に、同様のプログラムをより深い内容で実施することに。これまでも国際教育の分野で評価の高かった専修大学松戸中学校ですが、6年間でさまざまな英語体験ができる学校としての認知度がさらに高まりそうです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

専修大学松戸中学校
[学校HP]http://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/
〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
☎ 047-362-9102
最寄駅/JR常磐線「北松戸駅」徒歩10分。新京成線「松戸新田駅」徒歩15分。