音楽、古典芸能、海外生活……「経験の引き出し」を増やし、豊かに生きるための礎を築く
多くの芸術に触れ興味の幅を広げてほしい
確かな進路実績を誇る昭和学院秀英中学校・高等学校ですが、学力だけでなく、豊かな感受性を育むために行っているのが音楽や演劇の芸術鑑賞。中学高校の全校生徒を対象に、年に2回、オーケストラや演劇、ジャズなどを鑑賞しています。また、中学3年生から高校2年生までは、それぞれ歌舞伎・文楽・能を国立劇場等で鑑賞します。自国の文化を直接学ぶ良い機会になっています。
「中高6年間は、その後の将来を豊かに生きるための礎を築く期間。勉強だけでなく、多くのものごとに触れることで興味の幅を広げ、のびのびとした心を育んでほしいという思いがあります」
こう語ってくれたのは、芸術鑑賞委員であり音楽科の安齋英武先生。生徒が何に興味を持つかわからないからこそ、芸術に触れる機会を多く提供したい、といいます。
そんな安齋先生の担当する音楽の授業はとてもユニーク。高校1年の授業では全員が自分のバチを持ち、リズミカルに小太鼓の練習をするのです。「授業を楽しんでもらいたいという思いで、小太鼓を使い始めました。打楽器は、練習すれば誰でもたたけるようになるので、音楽の得意不得意関係なく演奏をエンジョイできます」(安齋先生)
3学期には、生徒同士でグループを組んでアンサンブルの演奏を発表。友だちと協力してひとつの曲を仕上げたという達成感は、高校時代の大きな思い出にもなるようです。
同世代のアメリカ人との交流も刺激になる
アメリカ・ワシントン州スポケーン市にて行われる海外語学研修は、高校1年生の夏に希望制で行われます。授業はオールイングリッシュ。6~7名の生徒につきネイティブ講師と、さらに授業をアシストする研修を受けたティーンエイジャーが2~3名つきます。同年代の学生との意見交換や質疑応答を通して、英語でのコミュニケーションの取り方やグローバルな視点を学んでいきます。
研修では、社会で必要なチームワークやリーダーシップ、プレゼンテーションスキルを磨くための総合学習もあります。参加した生徒は、「言葉が通じないとき、自分で工夫して解決できるようになった」「同年代のアメリカ人が将来のビジョンを明確に持ち自信を持って行動していて、自分もがんばらなければと思った」「初めて自分の家族と離れて生活したことで、親のありがたみがわかった」などの声があり、多くの学びを得た研修であることがわかります。
今年の海外語学研修の団長である本村智亨先生はこう語ってくれました。「今年で28回目の研修を終えました。毎年生徒を送り出すなかで現地のスタッフとの信頼関係が構築され、受け入れ先の教師や家族がとても親切にしてくれます。参加前は不安な表情を浮かべていた生徒も充実した生活をしています。人間が成長するのは、自分がやったことのないことに挑戦するときです。ぜひチャレンジしてください」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
昭和学院秀英中学校
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