中3全員が参加する12日間のニュージーランド語学研修
ひと家庭に生徒1~2人でホームステイを体験
実践学園中学では、中学3年生全員を対象に、毎年8月下旬から9月上旬にかけての12日間、「ニュージーランド語学研修」を実施しています。滞在中は、ニュージーランド(以下、NZ)南島北部にあるブレナムという街に、ひと家庭に生徒1~2人でホームステイをしながら、姉妹校であるマルボロ・ボーイズ・カレッジとガールズ・カレッジで英語研修を行います。今回は3人の生徒に、研修で学んだこと、感じたことなどを聞いてみました。
日本からNZへは、飛行機で約10時間。「機内では乱気流による揺れと初めてのホームステイで、不安で眠れなかった・・・」と及川さん。また、青木さんも「ホストファミリーと対面するまでは不安な気持ちでいっぱいだった」と話します。
でも、ホストファミリーと対面し、その優しそうな笑顔を見たら、不安はすぐに解消されました。英語に対して苦手意識を持っていた安井くんは、「初めはホストファミリーが何を話しているか分からかったけれど、電子辞書を使いながらなんとか会話をしていくうちに、最後の方は自分から積極的に話をするようになった」と話します。また、青木さんはホストファミリーとの会話の中で、「NZは安全な国で犯罪が少ない」「NZでは男の人も家事を積極的にする」など、日本との違いを知ることができたそうです。
姉妹校ではESOLのほかに現地の授業やスポーツ交流も
現地では、男子校と女子校にそれぞれ通いました。カレッジでは、ESOL(留学生向けの英語の授業)をはじめ、現地の学生とバレーボールやバスケットボールなどのスポーツ交流もしました。また、ホストシスターやブラザーが受講する現地の授業にも参加させてもらいました。青木さんは、パソコンを使って、家の設計をするという授業に参加したそうです。
また、滞在中は、近くの小学校を訪問し、折り紙やソーラン節など、日本の文化を紹介しました。「子どもたちがかわいくて、とても楽しかった」と及川さん。日本の文化を紹介することで、改めてその良さを感じることができたようです。
8日間のホームステイを終え、ホストファミリーと涙の別れをした後は、バスと飛行機でオークランドへ移動。翌日の午前中はオークランド博物館とマウントイーデンを観光しました。午後はグループで自由行動をとり、ショッピングを楽しんだそうです。
最後に研修を終えての感想を聞くと、「NZは食事の量が多いので、帰ってからも食べる量が増えた(笑)」(及川さん)、「NZに飛べない鳥がいるのは、自然が豊かでエサに困らないからだそう。NZに行ったことで、NZに詳しくなれて良かった」(安井くん)、「英語はあまり得意ではなかったけれど、行ってみれば、なんとかなるもの。自分に自信が付いた」(青木さん)。
それぞれが実りのある時間を過ごせたようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
実践学園中学校
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