私学探検隊

「使える英語」を身につける 注目を集める文大杉並の英語教育に迫る!

日本で初の“ダブルディプロマプログラム”の実施、中学からの「グローバルコース」導入など、グローバル教育で注目を浴びる文大杉並。今回は、グローバルコースの英語の授業とダブルディプロマコースの授業にお邪魔しました。

学ぶモチベーションを重視した授業で「確かな」英語力を!

協働作業で学びを深める

協働作業で学びを深める

グローバルコースの英語の授業は、ネイティブと日本人教員の計4名のチームティーチングで行われます。
授業の最初の10分は「多読」。1人1台持っているタブレットで、音声多読アプリ「Raz-kids」を活用し、英語の本を読んでいきます。
この活動には2つのポイントがあります。1つ目は「英語に多く触れる」ということ。2つ目は、「自分で読む本を選び読み進めていく」ということです。ネイティブ教員のヘザー先生はこの取り組みについて、次のようにお話ししてくださいました。
「読むレベル・内容については生徒たち自身で決め、読み進めていきます。先生に『これを読みなさい』と言われて読むのではなく、生徒たち自身が自ら選んで読んでいるので、目を輝かせながらページをめくっています。多読の時間は2人の教員が生徒たちの様子を見て回り、困っていないか、つまずいているところはないかなど適宜フォローをしていきます。」
授業は電子黒板とタブレットを用いて進められていきます。そして、ペアワークなどを通して生徒たちが英語を発する機会を多く取り入れています。
「基本的に授業は英語で説明を行います。だからこそ生徒たちの理解を助けるような視覚的な情報を与えたり、手や口を動かして英語を学ぶようにしていきます。英語を母国語とする人が英語を学ぶように、自然と英語が身につくような授業を行っているのです」
単純にインプットするのではなく、使いながら覚えていくことで、生徒たちはより「使える英語力」を身につけていくのです。

ダブルディプロマプログラムで世界を目指す

高校から設置されているダブルディプロマコースは、卒業時に日本と海外両方の高校卒業資格を取得できる日本初のコースです。卒業後の進路を国内大学に限らず海外にも目を向けている生徒が多く在籍しています。数学・理科・社会なども英語で学ぶため、1日の半分以上が英語による授業になります。
ダブルディプロマコースに所属する1年生に授業について聞くと、「自分たちが組み立てる授業」だと口をそろえて答えてくれました。
「先生が教えてくれるというよりも、自分たちで考えて発言しなくてはならない授業が多く、とにかく頭をフル回転させて授業に臨んでいます。だからこれまで以上に、授業が楽しいと感じます。」(高1生徒)

今回はグローバルコースの授業・ダブルディプロマコースの一部の様子のみを紹介しましたが、他のコース・授業にもたくさんの魅力がつまっています。
新しく動き出した文大杉並。これからも目が離せません。ぜひ一度学校に足を運んでみてください!

▶▶▶2016年度入試の注目ポイントはここ!

1.『難進グローバル入試』を実施

2月1日・2日・3日の午後の試験は、グローバルコースを目指す入試です。シグネットコースへのスライド合格もあります。また1日・2日の午前に実施されるA型入試でもグローバルコースを目指すことが可能です。

2.今年度も適性検査型『A型入試』を実施

2月1日・2日午前は、都立中高一貫校を目指す受験生にも対応した入試を実施しています。合格発表時に、ご希望の方には試験の到達度(主に分野ごとの出来具合)をお知らせします。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

文化学園大学杉並中学校
[学校HP]http://bunsugi.jp
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
☎ 03-3392-6636
最寄駅/JR中央線 総武線「阿佐ヶ谷駅」徒歩8分。JR中央線 総武線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」徒歩8分。