来春、「医学クラス」を新設!来夏、新校舎が完成!!
来年の2学期から、新しい校舎で学校生活がスタート
“主体性と創造性をもって4兎(※)を追う”ために教育改革をダイナミックに推進している埼玉栄ですが、新校舎の建築も順調に進んでいます。
「ロの字」型の普通教室棟は計85室、内側の特別教室棟には職員室や700名以上収容の食堂、ラウンジ、展示物や掲示など情報を集約するセンターストリートができます。
また、新校舎は一足制になるとか。「土足は禁止ですが、通学靴のまま校舎に入ります。え?と思われるでしょうが、生徒の昇降口にたどり着くまでのアプローチが長いので、靴底もきれいになるのです(笑)」と、入試広報センター長の濱野浩先生。お話を伺っているだけでワクワクしてきますが、12月にはモデルルームを公開するそうです。ぜひ、学校HPをチェックしてみてください。
4兎:「学業」「部活動」「学校行事」「他を思いやる心」のことで、同校の教育改革のスローガンになっている。
「医学クラス」を新設し、“骨太な医師”の卵を育成
同校の改革の大きな目玉は、なんといっても来春開設される「医学クラス」です。これは、医師希望者を対象としたクラスです。
「勉強だけでなく、仲間との協同作業などを経験しながら、4兎を追える骨太な医師を育てたいと思っています。また日本に限らず、海外の大学の医学部も視野に入れていますので、今年から第二外国語の講座もスタートさせています」
このように、同校の改革はすべてリンクしています。
「医学クラス」でも基本的に中学3年間は基礎学力の定着を図りますが、理系科目には多少重点を置いていくとのこと。また、新設する進路指導センターで成績を一元管理し、理解が不十分な生徒には“わかるまで・できるまで”の補習・補講を行うほか、オンライン学習システムを利用した個別プログラムも用意。そして、さらに重要なのは知的好奇心を育み、持続させることです。
「興味関心やモチベーションがないと、夢も持続しません。ですから、大学病院で体験をしたり、お医者さんの講演も予定しています。たとえば医療ドラマと現実の医療現場はどう違うのかなどを話していただければ、俄然興味が増します。そのように知的好奇心を刺激しながら、意欲の向上を図っていこうと思います」
新設の医学クラスのカリキュラムなどについても、入学者の希望に合わせて柔軟に対応します。また、オーストラリア研修旅行では、医師など医療関係者の家庭でのホームステイを行う予定です。
来年夏、新装オープン!ワクワク感満載の新校舎
自然エネルギーを活用することで、環境に配慮した校舎になっている。
放課後の活動をガッチリ支えるビュッフェ
補習・補講、クラブ活動、自習、選択制の講座など、同校では希望すれば10時限まで活動できるため、今年から夕食ビュッフェを始めました。各料理にはカロリーが表示され、プレートは9つに仕切られているので、生徒たちも“主体性と創造性”を発揮。1コインで栄養バランスの良い食事がとれるとあって、保護者の方からも大好評です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
埼玉栄中学校
[学校HP]http://www.saitamasakae-h.ed.jp/jh/
〒331-0047 埼玉県さいたま市西区指扇3838
☎ 048-621-2121
最寄駅/JR埼京線「西大宮駅」徒歩3分。