切磋琢磨する体育祭、アクティブ・ラーニングで育む自主性…。これがサレジオの文武両道!
中学入学から高校卒業まで同じ団に所属する、独自の体育祭
サレジオ学院はカトリックのイメージが強く、生徒に対してもおとなしい印象を持つ方が多いかもしれません。確かにそうした一面もありますが、やはりそこは男子校。力と力がぶつかるような、荒々しい面もあるのです。そんなサレジオ生の男らしい面が見られるのが、毎年6月に実施される体育祭。その特徴は、入学時に赤、青、黄、緑の4団のいずれかに振り分けられ、高校卒業まで同じ団に所属する点にあります。今回は、実行委員長と各団の団長の高校2年生に集まってもらいました。
競技同様に盛り上がる応援で、高まる団結力
「体育祭は、文化祭と並ぶ一大イベントです」と語るのは、実行委員長の内山くん。昨年の実行委員長からの指名で、この大役を任されたそうです。徒競走などの定番から、四方向からの綱引きのような独自の種目まで、さまざまな競技が行われますが、同時に盛り上がるのが応援合戦です。「この応援に憧れがありました」と梶田くん。三善くんも「各団の伝統的な応援スタイルがあり、1カ月以上前から練習を重ねます」とのこと。ただ、伝統といっても体育祭は今年で8回目。「生徒側からの要望で、この体育祭は始まりました(青井くん)」という誕生秘話からも、生徒の熱意がうかがえます。全学年が団結して優勝をめざすことで縦の繋がりも生まれ、「体育祭が終わっても、同じ団の先輩や後輩とはあいさつを交わしますね」と三好くん。そうした点も、この体育祭の良さなのかもしれません。
独自の授業で育む自ら考える力
もちろん、サレジオ生は学業も疎かにはしません。その特徴の1つが、アクティブ・ラーニング形式の授業を展開している点です。たとえば理科であれば、週に1度は実験を行っています。その実験に関しても、たとえば「謎の物質Xの正体を突き止める」といったテーマで、まずは先生の指示通りに実験を実施。さらに生徒から提案された方法でも実験を行うのです。また数学であれば、授業の途中で小テストを実施。その答え合わせを数人のグループに分かれて生徒同士で行います。こうした授業が、生徒の「自ら考える力」を伸ばしているに違いありません。まさに文武両道。サレジオ生たちは、授業や行事を通して大きく成長していくのだと実感させられました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
サレジオ学院中学校
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