私学探検隊

生徒一人ひとりを考えた生き方の指導

「生き方指導」——三輪田学園の進路指導
三輪田学園は、大学卒業後を見据えて、自分は社会の中でどう生きていきたいかを考えさせる進路指導を行っています。

中2では夏休みにボランティア活動を行いますが、訪問施設への受け入れ依頼の交渉から事後のお礼状の書き方までを道徳の授業で担任の指導を受け、生徒が各自で行います。働くことの厳しさや人の役に立てる歓びを学んで帰ってきますが、これが進路選択のスタートです。

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卒業生を招いて行う「職業インタビュー」(中3)

中3が進路を考えるイベントは「職業インタビュー」。130年の歴史を持つ本校には多種多様な卒業生が約2万人いますが、社会で活躍する先輩からどのように働き、どんなやりがいを感じているのかを学びます。「社会の中で働く」ということを知る、広い意味での人間教育です。

高1では10歳年上の卒業生を招いて、現在の仕事や生活、進路などの話を聞く「10年後の私」という講演会があります。中3の「職業インタビュー」とは異なり、同じ道をたどってきた先輩が高1の時に考えていたこと、進路選択に関する葛藤などの話から、将来像を考えてもらう貴重な機会です。その他、大学の担当者を招いての「学部学科ガイダンス」、「オープンキャンパス」への参加、高1・高2合同で大学の学びを体験する「模擬講義」などで自然と進路意識を高めていきます。

進路指導の集大成となるのは高2で執筆する「自分史」です。これは秋に行う高3の科目選択の前に、自らの成長過程や生き方に関わる出会いを振り返り、自分の将来のビジョンを描く、意義のある取り組みです。

いよいよ1年後に迫った大学受験に向けて舵を切る高3の担任は、本人の適性などもふまえ、生徒にとって最良の道を一緒に考えていきます。教員と生徒の距離が近いのはもちろん、教員同士も生徒一人ひとりに関する打ち合わせを何度も行い、生徒の現状や悩みなどを共有。担任以外も各生徒のことをしっかりと把握しています。大学進学後の確かな職業観を育む進路指導は文理を問わず幅広い分野に進学していることにも現れています。「ひとりひとりの個性を伸ばす」——これが三輪田学園の進路指導なのです。

~お 知 ら せ~
PC教室とPCLL教室が夏休みに「クリエイティブルーム(仮)」に生まれ変わります!
生徒の主体的な学びを強力にサポートする環境が整います。2学期以降に文化祭などのイベントでぜひご覧下さい。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

三輪田学園中学校
[学校HP]http://www.miwada.ac.jp/
〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
Tel. 03-3263-7801

最寄駅/
JR・メトロ南北線・有楽町線・都営新宿線「市ヶ谷駅」徒歩7分。
JR・メトロ東西線・南北線・有楽町線・都営大江戸線「飯田橋駅」
徒歩8分。メトロ半蔵門線など「九段下駅」徒歩15分。

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