私学探検隊

きめ細かい学習環境を、学年ごとに進化させる

「自ら学ぶ力」を育てるチューター制
横浜富士見丘学園では、1・2年のうちに、「真面目にコツコツと学ぶことが大切だ」と考え、皆が一斉に自学自習を行う「チューター制」を導入しています。チューター制は、週2回、7時間目枠で実施しています。チューターは卒業生を含む教員志望の大学生です。わからないところがあれば、質問に答えてくれます。先生ではなく先輩だから気軽に質問できます。女子は男子と比較して、精神的な発達がはやく、真面目です。この女子の特徴を活かして、はやい時期から「自ら学ぶ力」を育てたいと考えています。また、学習と生活の記録「あしあと」の記入も実施しています。毎日の学習の予定と振り返りや生活習慣の記録をやりとりすることで、一人ひとりの学習のペースを担任が把握しています。低学年のうちから学習のペースを確立したいと考えています。さらに横浜富士見丘学園の特徴の1つとして、「ビッグ・シスター制」があります。これは上級生が下級生を教える制度です。「教えることは学ぶこと」。上級生が工夫を凝らし、下級生に勉強を教えることで、互いに学力がアップしています。さらに今秋からは、「数学フェロー制」も開始します。放課後に理系志望の5・6年生の数学を個別でフォーローする理系の大学生を配置し、「理系女子」への対応も強化していきます。

「英語好き」を育てるネイティブ副担任

ランチタイム。ネイティブの先生と楽しく食べるランチで英会話も楽しくマスターできます。

ランチタイム。ネイティブの先生と楽しく食べるランチで英会話も楽しくマスターできます。

コミュニケーションツールとしての英語力は、今後の大学入試改革を考えても必須条件です。横浜富士見丘学園では、1年生の副担任にネイティブを配置しました。ホームルーム、ランチタイム、掃除の時間も常にネイティブの先生と一緒に時間を過ごすことで、日常的に英語に触れる環境をつくっています。英会話という授業ではなく、日常的に英語に触れることで、「うまく発音できないから」とか「恥ずかしいから」といった、日本人特有の英語に対する抵抗感をはやい段階でなくしたいと考えています。「英語好き」の生徒は、積極的に英語を学ぶはずです。
また、5・6年生には、大手予備校講師が「英語特講」を行っています。放課後70分枠で週2回、国公立・早慶上理など難関大学受験突破の講座です。現在40名以上が受講しています。目の前に大学受験を控えた生徒たちの目は真剣そのものです。
さらに、英語の4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)を総合的に伸ばすための企画も進行しています。英検やTOEFL、TOEIC、TEAPなどの資格試験の受験やスコア上昇を後押しし、大学入試改革に向けて万全の準備をしていきます。

進路カウンセラーとの連携
5・6年の学年担任と専属の進路カウンセラーが連携することで、生徒一人ひとりの学習面やメンタル面をきめ細かくチェックしています。卒業生と在校生の模擬試験のデータを比較分析することで、具体的に弱点をチェックし、志望校合格へのシナリオを提示し、個別面談を行い、受験に対する不安感を払拭します。今春の大学合格実績にも進路カウンセラーとの連携の効果が現れています。
このように、横浜富士見丘学園では、「きめ細かい学習環境を、学年に応じて整備する」ことで、生徒一人ひとりの夢を実現したいと考えています。さらなる取り組みも現在進行中です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜富士見丘学園中等教育学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ed.jp/
〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
Tel. 045-367-4380

最寄駅/
相鉄本線「二俣川駅」徒歩12分。

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