文化祭準備が短期間だからこそ発揮されるリーダー力!
学年ごとにテーマを設け生徒主体で進める文化祭
共栄学園では去る6月に文化祭「共栄祭」が行われました。テーマは「未来への光をつかもう」。学年ごとに “現在”“過去”“未来”をテーマに、展示発表を行いました。
中学1年生の実行委員成瀬蓮心さんは「“現在”がテーマだったので、今通っている学校を中心に、自己紹介や担任紹介をしたり、校舎の模型を作って展示しました。入学後すぐの行事でしたが、クラスがよりまとまるきっかけになりました」と話します。“過去”がテーマの中学2年生の実行委員の赤澤莉桜香さんは「物の移り変わりを調べました。例えば、私たちの班は医薬品で、薬草を使っていた時代からどのように発展してきたか、パソコンや資料を使って調べていきました。どうやって調べるか、どうまとめていくか、自分たちで考えて進めていきました」。そして、“未来”がテーマの中学3年生。実行委員長の大島みうさんは「自分の未来年表と、未来の世界の国の問題について調べて展示しました。なるべく先生に頼らず、自分たちの力で成し遂げることも課題でした。リーダーを複数置き、互いに協力しあうことで、中学校最後の文化祭は満足できる内容になったと思っています」と振り返ります。
限られた時間の中で準備協力し合ってこその開催
生徒会長の中学3年生の泉春名さんは「共栄祭は6月上旬に開催するため、学年が変わってすぐの行事です。1年生はまだ学校に慣れているかいないかの時期。だからこそ、協力し合うことが重要です。また、高校に比べて中学は集客が少ないので、その対策も考えます。今年はコマーシャル劇を行い、より多くの方に見にきていただけるように工夫しました。反省点がないわけではないですが、みんなで協力し合ってできたと思っています」。各学年・クラスの展示以外に、生徒会では廊下の装飾、実行委員は下駄箱の装飾も担当。3年生を中心に、全員がフォローし合いながら、生徒が中心になり、生徒の手で創り上げた文化祭です。
共栄祭を終えたばかりですが、すでに秋の体育祭など、次の行事に向けて動き始めている生徒たち。その先には今年の経験を踏まえた来年の共栄祭への意気込みも感じました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
共栄学園中学校
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