手厚い学習サポートで、高い現役進学率を記録
進路にあわせ効率的に学べる2科7コース制
今春、4年制大学現役進学率93.4％と、千葉県内でトップレベルの進学状況を記録した国府台女子学院。この数字の裏には、将来の可能性を考えながら進む道を選択するための進学指導と、目標に向けて確実に学力を身につけていくためのさまざまな学習サポートがあるようです。中学部副教頭で社会科の井上卓也先生に話をうかがいました。
「中学3年間は、基礎となる学力を身につける時期。授業が始まる前には、曜日ごとに漢字、英単語、計算の小テストが行われます。合格するまで再試が行われるため、苦手な箇所をそのままにすることなく基礎を固めていきます」（井上先生）。
高等部で英語科を設置する同校。中学部でも週に1時間、ネイティブの教員による少人数での英会話授業があり、教員との1対1でのインタビュー式のテストも定期的に行われます。また、昨年から中学1～2年は全員GTECを受験。「読む、聞く、書く、話す」の4技能を着実に伸ばし、変革する大学入試に備えます。英語と数学では、中学3年次に習熟度別授業を実施。自分の理解度に沿ってマイペースに学びを深めることができます。
面談では、目指す大学・学部に入るために必要な勉強について的確なアドバイスが得られる
選抜クラス・コースを目標に学習のモチベーションアップ
定期試験と校外模試の成績から、学習意欲が高いと判断される生徒は、中学3年から選抜クラスに入り、より高いレベルの内容に取り組みます。「このクラスに入ることをモチベーションに、日々の学習に力が入る生徒が多いと感じます」（井上先生）。
選抜クラスは高校1年までそのまま持ち上がりますが、普通クラスの生徒も、学年の最後の「進学確認テスト」の成績によって高校1年から選抜クラスに入ることもできます。
高校1年からは、成績や本人の希望に合わせて選抜クラス、普通クラス、英語を重点的に学ぶ英語科、美術やデザイン系の大学をめざすコースにわかれます。さらに、高校2年次には、文・理、国立・私立に応じた2科7コースに分かれ、希望の進学に向けて重点的に力をつけていきます。コース選択にあたっては、早い段階から自分の将来を考える必要があります。身近な人の職業について調べてパワーポイントで発表したり、さまざまな業界の企業や団体で働く人を招いて、仕事に関する話をうかがいながら、自分の適性や将来の仕事について考えていきます。
同時に、夢の実現に向けて大学ではどんな勉強をしたいのか、担任との面談を通じて話し合います。大学生活をリアルにイメージしながら進路を考えるため、高校1年次と2年次の夏休みには興味のある大学2校以上のオープンキャンパスへ行き、報告書を提出するという課題も。
目標が定まったら、実現に向けて集中的に取り組んでいきます。朝と放課後や、長期休みには各教科で課外講習が行われているため、より深く学びたい分野を究めたり、苦手を克服したりすることができます。
「学びの場が多くあり、卒業時の生徒の満足度も高いです。高い意識を持った仲間と共に、コツコツと集中して学べる環境が整っています」（井上先生）。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国府台女子学院中学部
［学校HP］http://www.konodai-gs.ac.jp/
〒272-8567 千葉県市川市菅野3-24-1
Tel. 047-322-7770
最寄駅／
京成本線「市川真間駅」徒歩5分。JR総武線「市川駅」徒歩12分または京成バス「菅野六丁目」。