私学探検隊

発足50年以上の歴史を持つ新聞委員会が 創立80周年の今年、英字新聞に初挑戦!

生徒自らが企画を立て、取材をし、記事にまとめ、レイアウトを組んでいきます。チームワークが大切な作業です。

生徒自らが企画を立て、取材をし、記事にまとめ、レイアウトを組んでいきます。チームワークが大切な作業です。

学校や地域の魅力を伝える新聞委員会の活躍
湘南白百合学園は、今年創立80周年を迎えました。同校では創立以来、カトリック教育を行いながら、社会で活躍できる女性の育成に力を入れてきました。発足50年以上の歴史を持つ新聞委員会の活動もそのひとつです。

新聞委員会は各クラスから2名が選出される委員会活動です。これまで年に3回、学校新聞を発行してきました。行事の様子や先生や卒業生のインタビューなどに加え、近年は学校がある湘南エリアについても取材をするようになりました。また、メンバーに帰国子女の生徒が加わってからは、一部の記事を英文にしようと、英字記事を試みました。
そんな中、今年新たに挑戦したのが、生徒による英字新聞制作プロジェクト「The Student Times Project」です。この企画は英字新聞のジャパンタイムズとグローバル教育センターGEICと英語教育協議会ELECが共同開発したもので、英字新聞の制作を通じて、語学力のみならず、これからの時代を生きていくために必要な思考力や課題発見力、コミュニケーション力などといった総合的な力を身に付けるためのきっかけづくりを目的としています。今年度、この英字新聞制作に新聞委員会が挑戦してみることになりました。

仲間と一緒だからできる英字新聞制作
英字新聞制作は4月からスタートしました。今回は新聞委員会のメンバーのうち、立候補した16名で制作をすることになりました。まず、従来の新聞作りと同様に、紙面の企画をみんなで考えていきます。今までは校内向けの新聞でしたが、今回は学校説明会で配布をしたり、11月に開催される「英字新聞甲子園」に提出したりすることを前提に、湘南白百合学園のことをまだあまりよく知らない人たちに、この学校の良さを伝える新聞にしようと話がまとまりました。一面には、80周年記念に行われたミサについて、二面では今年3月に行われた模擬国連について、三面では文化祭や体育祭などの学校行事について、四面ではローカル記事として江ノ島の今と昔を取材しました。それを日本語でまとめ、この後、英文にしていきます。

英文に関しては、まず帰国子女の生徒がチェックをし、その後、ネイティブの先生に校正をしてもらいます。レイアウトはPCに詳しい生徒が担当するなど、お互いの得意を活かし、チームで取り組んでいきます。
「英字新聞の制作は、単に英語力を伸ばすことが目的ではありません。新しいことに挑戦したことで、生徒達の積極性を育むことができました」と新聞委員会顧問の山中直美先生。英字新聞は10月に完成する予定です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

湘南白百合学園中学校
[学校HP]http://www.shonan-shirayuri.ac.jp/
〒251-0034 神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
Tel. 0466-27-6211

最寄駅/
湘南モノレール「片瀬山駅」徒歩7分。江ノ島電鉄線「江ノ島駅」徒歩15分。小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」徒歩20分。JRなど「藤沢駅」から江ノ電バス15分「片瀬山入口」徒歩3分。

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