社会人OBだからこその熱い指導! 25歳の自分と対話する体験型キャリア学習
社会人OBの強力バックアップで生徒たちの進路・将来への意識をぐんと引き上げる、中3「キャリア・スタディ」
6年連続で都内最高の志願者数を集めている東京都市大学付属中(世田谷区)。大学付属でありながらも、国公立大・難関私大合格者を多数輩出し続けている「明るく元気な進学校」です。しかし、ただ大学入試対策を行っているだけではありません。生徒一人ひとりに大学の先にある自分の将来像をじっくりと考えさせるため、中学3年の1年間を通して取り組む「キャリア・スタディ」を実施しています。
このキャリア・スタディは、社会の第一線で活躍している同校の卒業生が多く登場・協力していることが特徴です。それにより、技術者・研究者・医師などの理系分野をはじめ、弁護士・会計士・公務員・企業経営者など、幅広い職種の方を招いての特別講義や企業研修が実現しています。卒業生のサポートによる利点を、入試広報の桜井利昭先生はこう話されます。
「卒業生がコーディネートしてくださる企業研修なので、生徒たちを“お客さん扱い”しません。アポ取り電話から生徒自らが行い、事前学習を行った上で当日も生徒だけで訪問します。この経験は、将来、社会に出て自立していくための土台づくりの一歩でもあります。また、受け入れ企業の先輩も『後輩たちの学びのために』と、仕事の厳しさややりがいなどを真剣に教えてくださるので、その先輩の姿に感動し刺激を受けたという生徒も多いです。こういう経験が、生徒の進路意識を高め、モチベーションアップにつながっています」
発表会でのプレゼンテーションで新大学入試で問われる表現力も育成
キャリア・スタディは、企業訪問で得た学びを班ごとにまとめ、プレゼンテーションをするところまで続きます。訪問した企業の担当者や保護者を招く発表会の準備では、資料のまとめ方やわかりやすい表現・発表の工夫などを生徒同士で話し合っていきます。このプレゼンテーション準備は、まさに新しい大学入試で問われる思考力や表現力、コミュニケーション力の育成につながっています。
中3の1年間で将来のことを意識し、同時に新大学入試制度への対応力も身につけていく―この経験が、今後もますます、生徒たちの進路・学習への大きな動機付けとなるだろうと確信しました。
6月 スタート集会 先輩や社会人OBの話から学習の目的を確認します。 業あり先生 7月 マナー講座 社会人インタビュー 企業研究 9月 自分史作成
11月 キャリア・スタディ発表会 |
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京都市大学付属中学校
[学校HP]http://www.tcu-jsh.ed.jp/
〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1
Tel. 03-3415-0104
最寄駅/
小田急線「成城学園前駅」徒歩10分。田園都市線「二子玉川駅」からバス20分「東京都市大付属中高前」下車。