学校と塾が協働
富山県は日本海側のほぼ中央に位置し、北に富山湾が広がり、南東部に立山連邦がそびえるという豊かな自然に恵まれています。

片山学園中学校・高等学校は、この恵まれた環境を学びのステージとして、2005年4月に設立された中高一貫校の学校です。

今春で開校12年目を迎え、これまで卒業した1期生～6期生は合わせて600名。国内外の企業、大学で自らの個性を煌めかせるために日々、奮闘しています。第1期生より東大、京大、国公医といった難関大学に卒業生の約17％が進学し、第6期生においては、東大への現役合格4名をはじめ、卒業生の54％の生徒が国公立大学に合格。医学部医学科では、国公立大に7名、私立大に12名という合格実績を出しました。

この成果の要因の一つは、当学園が北陸最大の学習塾、「富山育英センター」、塾が創った学校だからです。学園の教員の約8割が塾出身者。教科指導もさることながら、保護者や生徒と向き合う姿勢が、「塾ならではのサービス」を根底としているからです。

進化と深化する片山学園の活動
今春より学校改革がスタート。「二十一世紀型学習とは？」をテーマに授業、特別活動、学校行事を全て見直し、今まで以上に生徒がより主体的に活動できる環境づくりに力を注いでいます。
アクティブラーニング型の授業、ICT教育の充実、英語力四技能の強化といった方向性に付随して、「道徳教育」にも力を注いでいます。有名な「七つの習慣」をベースとした、「リーダー・イン・ミー」を導入し、自分の中に眠る自己肯定力を高め、リーダーとして誰しもが煌めけるよう、取り組んでおります。

リーダー・イン・ミーの授業に取り組む中学一年生。話し合った結果を発表シートにまとめています。

独自の全人教育で世界へ羽ばたく人材を育成
片山学園の教育理念は、「孝・恩・徳」に集約される全人教育です。自分と関わる様々な人に感謝する気持ちを持ち、恩に報いる姿勢を持ち続けることで、自分の人としての徳性を高める。様々な活動の根底にはこの考えがあります。
一方、世界に羽ばたく人材育成を目指すために、グローバル教育にも力を入れています。高校1年生が参加するイギリスへの研修旅行もその一つ。現地では、大学の語学研修やホームステイを通じて、英語に対する意識を大きく高めます。昨年はイギリスのイートン校、今年はスイスのブリヤモンインターナショナルスクール、そして来年にはフランスのナショナルスクールと提携し、校内選抜された生徒がそれぞれの地で活動します。グローバル化への一環として、短期留学制度は今後も一層充実させていく方針です。

全国から集う学生寮では、「自律・自立」の精神を養う
学校敷地内には、「つるぎ寮」（男子寮）、「さくら寮」（女子寮）を併設し、県外からの入学者を積極的に受け入れています。学生寮の基本運営は、「自分たちで運営する自治寮」。学生寮長、学生副寮長、学年長の計10名の寮生執行部の役員が、寮の運営事項に携わり、自分たちの考えとやり方で日々の生活を送っています。そして、寮生になったら高めてもらいたい力が次の四つです。

・規範意識
・コミュニケーション能力
・自己管理能力
・問題解決能力

これらの力を高めることで、「自律・自立」の姿勢が高められ、大人になっても煌めく人になるのではないかと考えています。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

片山学園中学校
［学校HP］http://www.katayamagakuen.jp/
〒930-1262 富山県富山市東黒牧10
Tel. 076-483-3300

最寄駅／
JR北陸本線・高山本線「富山駅」から地鉄バス（約30分）、富山地方鉄道上滝線「上滝駅」から大山コミュニティバス（約9分）「片山学園前」すぐ。＜スクールバス＞県内各地から11 系統を運行。

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