自分から話し、想像しながら聞き取る力を育てる海外語学研修
付属校でありながら、多くの生徒たちが自身の進路実現を目指して、他大学へのチャレンジをしている立正大学付属立正中学校(大田区)。授業・行事・クラブ活動のすべてを通じて、社会に出てから必要となるコミュニケーション力を育成しています。今回は、その機会の一つとして約30年前から実施されている夏休み海外語学研修(アメリカ・イギリスを交互に実施。今年はアメリカを訪問)にトライした中学3年生に、研修の様子や学びなどを取材しました。
英語の上達だけでなく、人助けや将来の夢のために
安田君 僕が住む町には米軍基地があり、外国の人は割と身近な存在です。道案内など、困っている時に英語で助けられたらと思い、研修への参加を親に頼みました。
原田君 僕はバスケットボールが大好きで、将来海外の大学に進学して本場の環境でバスケをしたいという夢があります。今回の研修ではホームステイもできるので、海外の生活の様子や雰囲気を知りたいと思い、参加を決めました。
コミュニケーションでは自分から伝える姿勢と理解しようとする想像力が大切と学んだ
安田君 元々英語がすごく得意なわけではなかったので、最初は英語が通じなくて困りました。ですが、語学学校のスタッフの方もホストファミリーも、自分から話せば、つたない英語でも何とか理解しようとしてくれることに気づきました。それからは、身振り手振りや状況からの推測などを駆使して会話をするようになりました。
原田君 語学学校は先生も大学生のスタッフも皆フレンドリーだったので、同じクラスにいた中国の生徒も含め、初対面の人にも自分から声をかけられるようになりました。また、ホストマザーとの生活で、日本と勝手が違い、不便を感じることがあったのですが、悩んだ末に、その不便さを直して欲しいと思い切って伝え、わかってもらえたのは、一つ壁を乗り越えたような経験でした。
海外研修の経験を糧にさっそく次のステップへ
安田君 今までは、英会話の授業中のネイティブの先生の指示が聞き取れず、イライラしてしまうこともあったのですが、2学期最初の授業の指示はすぐに理解することができました。この調子で勉強を続け、また来年も海外研修に挑戦したいです。
原田君 今回は友達や先生も一緒の研修だったので、次は一人で海外に行ってみたいです。調べたところ、企業主催のバスケ短期留学ツアーがあったので、次の目標にしています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
立正大学付属立正中学校
[学校HP]http://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1 Tel.03-6303-7683
最寄駅/
都営浅草線西馬込駅西口下車 徒歩5分
東急バス(反01/02)立正大学付属立正中高前停留所下車 徒歩2分
東急バス(森02)長遠寺前停留所下車 徒歩6分