私学探検隊

明治大学直系付属校の魅力 現代に求められる基礎学力と人間力を育む

伝統ある名門校で将来役立つ基礎学力を学ぶ

高大連携プログラムで、高校生のうちから大学のキャンパスで授業を受けるチャンスもあります

高大連携プログラムで、高校生のうちから大学のキャンパスで授業を受けるチャンスもあります

各界に多彩な人材を輩出し、関東エリアで8年連続「志願したい大学」第1位を獲得している明治大学。その直系付属校として100年以上の歴史を持つのが、明治大学付属明治中学校です。
同校では9割以上の生徒が明治大学に進学。そのほとんどが希望の学部で学んでいます。
「本校が目指すのは進学校ではなく名門校。中・高・大の10年に渡る一貫教育の中で、中高6年間は基礎学力を培う非常に貴重な時期と位置付けています。受験科目に縛られることなく、大学進学後や社会に出てから役立つ、幅広い基礎学力をしっかりと学んでもらいます」と同校の安藏伸治校長は語ります。

現代は文系でもデータを読み解く力を求められたり、理系でも英語を自由に使いこなしたりしなくてはなりません。受験に特化した、偏った狭い知識ではなく、社会で役立つ本当の基礎学力を身に付けることで、実社会での応用が可能となります。
同校ではグローバル人材の育成として、自ら問題を見つけて解決する力、人と協力できるコミュニケーション力、相手に伝えるプレゼンテーション力の3つを目標としています。中高6年間の学びは、それらの力を支えるものでもあります。

中学卒業までに全員が英検準2級1次に合格

中学では基礎学力の完全定着を目指し5教科をバランスよく学びます。また明治大学進学には英検2級とTOEIC450点以上の取得が条件のひとつとなりますが、中学卒業までにほぼ全員が英検準2級1次合格をクリアするなど、英語力の育成には定評があります。英語と数学では、勉強に遅れが見られる生徒は、定期試験ごとに週2回の指名補習で手厚くフォロー。校内のあちこちにあるオープンスペースでは、生徒たちが教員を囲んで質問をしている光景も多くみられ、教師への信頼感や積極的に学ぶ意欲が伺えます。

「大学付属は勉強をしないのでは?」という不安の声もよく聞かれますが、週34コマという充実した授業時間を確保。宿題も多く、家庭での学習習慣も定着します。
「高校で入学してくる高入生と比べても、明中生の学力レベルは非常に高い。大学進学後はもちろん、社会でも強いリーダーシップを発揮する人材になるべく教育をしていきます」(粟野哲也中学教頭)。

密接な高大連携による充実したプログラム

直系付属校としての魅力は、ほかにもあります。高大連携プログラムでは大学と密接に連携。高2では大学進学の準備教育として、週2時間、1年間を通して大学教員による授業を展開し、将来の学部選択に役立てます。高3が大学のキャンパスで授業を受けるのは、「プレカレッジプログラム」(希望制)。ここで習得した単位は、大学進学後に単位認定される先取りプログラムです。長期休みを利用した大学連携の集中講座は簿記、法律、語学、理科など専門性の高い内容で、将来の司法試験や公認会計士試験合格にもつながっています。
受験がなく、精神的にも時間的にも余裕のある6年間では、一生涯の仲間との出会いもあります。
「生徒には、入学後は競争することを考えなくてよいと伝えています。これからは人と競うのではなく、友だちと協力しながらさまざまな体験を重ねてほしい。それは建学の精神“独立自治”にもつながっていきます」(安藏校長)。
互いに切磋琢磨しながら、社会のリーダーとなる一流の人間への成長を目指します。10月の中学体育祭では、そんな一体感あふれる生徒たちの生き生きとした姿を見学できます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

明治大学付属明治中学校
[学校HP]http://www.meiji.ac.jp/ko_chu/
〒182-0033 東京都調布市富士見町4-23-25 042-444-9100
最寄駅/
京王線「西調布駅」徒歩18分。京王線「調布駅」、JR「三鷹駅」「武蔵境駅」・小田急線「狛江駅」から小田急バス「大沢コミュニティセンター」ほか。スクールバス:京王線「調布駅」「飛田給駅」、JR「三鷹駅」「矢野口駅」。

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