私学探検隊

新校長が改革に着手! 来年度から開始される 3年計画プロジェクト

校長の大井俊博先生

校長の大井俊博先生

「文武両道」によって高い進学率と運動部の強豪でも知られる昭和学院は、「知」「徳」「体」の三位一体を教育の要とする伝統校ですが、今年度から新しく着任された校長により、改革の風が吹き始めています。具体的なお話を校長の大井俊博先生に伺いました。

学校全体を活性化させ、より高い成果を。合言葉は「チーム昭和」

まず注目したいのは、大井先生が掲げている「チーム昭和」です。生徒一人ひとりをきめ細かく育成するため、マンパワーに頼らず複数の先生がチームを組み多角的な視野をもって対応する、同校では新しい体制です。大井先生は学年ごとに具体的な課題目標を提示し、生徒一人ひとりのデータ分析と照らし合わせ、各々の不足部分を明確に指摘できるようにしました。問題点が見つかれば、先生方がさまざまな意見を出し合いながらフォローします。
「教員同士の関係が活性化されると、先生と生徒、生徒同士の人間関係にも自然と波及し、学校全体が変わります」(大井先生)
「チーム昭和」は、生徒たちに向けた合言葉でもあります。意見を出し合い、お互いを尊重しつつ同じ課題に取り組むことで、主体性、協調性、幅広い視野、個性、感性など、個々の可能性もより大きく育まれると考えられます。

英語力強化の3年間プロジェクト。その集大成は海外語学研修旅行

主体性の活性化は、各教科での“アクティブラーニング”で発揮させることも大井先生の狙いの一つです。とくに強化を図る英語では、ネイティブの先生を増員するとともに、来年度の1年生からオールイングリッシュでのアクティブラーニングを授業に組み込みます。

「まずは英語を嫌いにさせません。教師が一方的に教え込む授業ではなく、生徒が先生と一緒に授業をつくりあげることで、会話が通じた喜びを教え、英語をどんどん好きにさせます」(大井先生)
大井先生が提示した英語力強化3年計画の具体的な内容とは、中1は英語を好きになること、中2では国内でのイングリッシュキャンプによる2泊3日の英語研修、中3では集大成として1週間のオーストラリア語学研修旅行を予定しています。3年生全員が現地の学校(高校、大学)での語学研修に励むとともにホームステイを経験するという大胆な企画です。
「目標と課題が提示されればモチベーションも上がります。本校の生徒は、気持ち良い挨拶ができる伸びしろのいっぱいある子ばかり。“文武両道”の二兎とは言わず、三兎も四兎も狙うよう欲を引き出し、最大限に能力を伸ばしてもらいたいです」(大井先生)

良き伝統を守りつつ新しいことをどんどん取り入れていきたいと語る大井先生の目標には、同校が育んできた「知」「徳」「体」の三位一体教育をさらに強化し、生徒たちにさらなる高みを目指してもらいたいという熱い願いが込められています。同校が今後どう変化していくのか、大いに楽しみです。

チャンスが広がる 2017年度入試
12/6(火)・1/21(土)に
マイプレゼンテーション入試
を実施します!
入試科目:自己アピール
(自己表現文・プレゼン)・面接
※詳細は学校HPをご覧ください


 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
[学校HP]http://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 Tel. 047-323-4171~5

最寄駅/
JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」、京成本線「京成八幡駅」徒歩15分(バス約5分)。
JR武蔵野線「市川大間駅」よりバス約10分、北総鉄道「東松戸駅」よりバス約15分(「昭和学院」下車)

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