私学探検隊

社会との関わりや感謝を体感する6年間 「なりたい自分」を見つけ、歩き出せる力を育てる

感謝の心を育てる6年間の全人教育

感謝音楽祭では、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを表現します

感謝音楽祭では、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを表現します

-Be a Light to the World-「世の光となろう」。幼稚園から大学院まで都心に広いキャンパスを持つ昭和学園を象徴する一つの言葉。グローバル教育、キャリア教育なども充実したその根本にある想いは、日本人としての自覚と誇りを持ち、人のために尽くせる人をしっかりと育てていこうという全人教育が土台となっています。
「人との関わりで社会が成り立ち、周囲があってこその自分がいます。人に対して感謝の気持ちをしっかり持ち、人のために尽くせる女性になってほしいと思っています。6年間の学校生活でそれらを体験から学んでもらうため行事なども組んでいます」と広報担当の杉村真一朗先生。
例えば、6月に行われる感謝音楽祭。ただ自分たちの歌を発表するというのではなく、これまでお世話になってきた方を招きます。中学1年生は、卒業した小学校の校長先生に招待状を渡しに行くところから始まります。行事を通して、学校の内外の方々とのつながりや感謝を感じていくとともに、主体的に物事に取り組む姿勢も身についていきます。

課題を自ら発見できる力 解決に動き出せる姿勢

「今の子どもたちは、課題解決には慣れていますが、まだ見ぬ問題を探し出す“課題発見”には慣れていないように思います。これからの多様化した社会では、自分で問題を見つけ、取り組み、解決に向けて取り組むことが必要となるでしょう。その時に自分に何ができるかを考え、働きかける力を持ってほしいと願っています」と杉村先生は語ります。
そうした社会にある問題を自分から見つけられるようになるためにも、本科コース、スーパーサイエンスコース(2018年開始)の4年生(高1)になると、沖縄、マレーシア、ベトナム、オーストラリアの4つの候補地から自分で研修先を選択し、約5日間の研修旅行を行っています。各自が研究テーマを決め、現地で研究を行い、帰国後にレポートにまとめます。
さらに4、5年生(高1、2)では、LABO活動として選抜された生徒がアメリカ、フィンランド、カンボジア、タイなどで海外研修を行います。例えば、発展途上国の女性進出課題に取り組んだり、児童養護施設を訪問するなど、企業や大学の協力を得て、各国の社会問題にも取り組みます。ただ見てきて終わり、ということではなく、事前の学習、現地での調査や体験、そして帰国後も勉強会を繰り返し、発表をまとめます。

医学・薬学にも強いスーパーサイエンスコース

グローバル社会で輝く女性になるための新しい中高一貫カリキュラムとして“SHOWA NEXT”を掲げています。一人一人が「得意」を磨き、可能性にもっと「挑戦する」カリキュラムとして、本科コース以外にも4年生(高1)でカナダへ長期留学するグローバル留学コース、さらに2018年には3年生から入れるスーパーサイエンスコースをスタートします。就職に強いと言われてきた昭和女子だが、それは一人一人が自分のやりたいことをしっかりと見極めて、目標に向かえるためのサポートをしている結果なのです。医学、薬学などに強い昭和大学の特別協定校にもなりました。
偏差値や名前だけで学校や職業を決めるのではなく、本当にその子のやりたいことを見つけ、社会のために何ができるのかを考える力を育てる6年間。体験を大事にする行事の数々や充実したキャリア教育で、自分がしてきたことをきちんと“語れる”学校生活を過ごした生徒たちは、将来の希望に溢れています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校
[学校HP]http://jhs.swu.ac.jp/
〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
Tel.03-3411-5115

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東急世田谷線 田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩7分。JRなど「渋谷駅」からバス「昭和女子大」。JRなど「目黒駅」、東急線「祐天寺駅」、小田急線・京王線「下北沢駅」からバス「三軒茶屋」。

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