私学探検隊

グローバル社会をたくましく 生きる力を育む男子進学校!

ホームステイで異なる文化を直に体験。グローバル社会を生き抜く“たくましさ”を育てる海外研修

明るく元気な進学校として、『たくましく生きる力』を育む、東京都市大学付属中学校(世田谷区)。近年、充実が図られている同校のグローバル教育について取材しました。
「『たくましく生きる力』とは、嫌なことや辛いことから逃げずに向き合い、乗り越えていく力だと考えます。本校の海外研修は、まさにその育成の場です。例えば、ニュージーランド語学研修(高1希望者、約3週間)では、初日から現地校のすべての授業に参加します。授業に全くついていけないショックをほとんどの生徒が経験しますが、各自で乗り越えるしかありません。一人きりでは逃げ出したくなるような状況ですが、学校生活を共にする現地校のバディの生徒やホストファミリー、研修に参加している仲間たちの存在に助けられながら、なんとか困難を克服する。生徒たちは毎年、一回り大きく成長して帰ってきます」
こうお話しくださるのは、ご自身も海外赴任の経験があり、帰国子女の父親でもある小野正人校長です。同校の海外研修におけるこだわりについても、こう話されます。
「グローバル社会で活躍するには、相手としっかりとコミュニケーションするための英語力はもちろん、異文化を受け入れる寛容さが必要です。それらの力を育むには、実際に価値観や習慣の異なる他者と触れ合い、刺激を受けることが一番。ですから本校の海外研修では、必ずホームステイを行っています。今春初めて実施したアメリカ西海岸研修旅行(高1必修)でも、理系大学最高峰のカリフォルニア工科大学の見学や日系企業の見学など充実した行程のうち、2泊のホームステイは生徒たちにとって貴重な交流の場となりました。中3希望者対象のマレーシア異文化体験プログラムでは、マレー語や英語の他に広東語・北京語・タミール語といった様々な言語を話す家庭などでのホームステイ体験から、多民族国家ならではの異文化理解を進めることができます」

多様なバックグラウンドを持つ帰国生とともに学ぶ環境

帰国生入試導入から4年が経ち、校内に新しい風を吹き込んでくれている帰国生も、同校のグローバル教育で大きな役割を担う存在です。今年の入学生には「帰国生が多く、海外のことを教えてもらえるから志望した」という生徒もいたそうです。広報担当の桜井利昭先生は、こう続けられます。
「英語既習者の帰国生には、英語力をさらに伸ばす『取り出し授業』を実施しています。しかし、多くの生徒は海外経験もない英語初心者の生徒ですから、基礎基本から丁寧に学んで実力をつける英語の授業を行っています。そんな国内生たちの間でも、各学年に20~50名いる帰国生との交流を通じて『いつかは海外へ行ってみたい!』という熱が湧き上がってきています。生徒たちには様々な海外研修に挑戦し、『せかい』を知るきっかけを得て欲しいと考えています」
今年度より、更なる海外体験の機会として中3希望者対象のニュージーランド3か月ターム留学も新設するなど、ますます充実していく同校の海外研修。プログラムの成果から、目が離せません。

アメリカ西海岸研修旅行(高1必修、6泊8日)

シリコンバレーや日系企業、UCLAやカリフォルニア工科大学などの世界トップクラスの大学を見学。ホームステイでの交流まで盛りだくさんの研修旅行!

ニュージーランド語学研修(高1希望者、3週間)

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1人1家庭にホームステイをしながら、現地の高校に通い授業を受けます。同世代のバディと男同士の厚い友情が築ける!

マレーシア異文化体験プログラム(中3希望者、10日間)

多民族国家マレーシアの村でのホームステイと生徒交流。文化の違いを受け入れる、国際理解の一歩が踏み出せます!

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東京都市大学付属中学校
[学校HP]http://www.tcu-jsh.ed.jp/
〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1
Tel.03-3415-0104

最寄駅/
小田急線「成城学園前駅」徒歩10分。田園都市線「二子玉川駅」からバス20分「東京都市大付属中高前」下車。

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