私学探検隊

子どもたちの無限の可能性を切り拓く

自ら学んで夢の実現を

研究授業の一コマ。班員どうしで意見の交換を行っています。

研究授業の一コマ。班員どうしで意見の交換を行っています。

富山県唯一の私立中高一貫校として開校から13年目を迎えた片山学園中学校・高等学校は、立山連邦を臨む自然豊かな場所にあります。1学年120名程度の小規模校ながら、第1期生から連続して東大、国公立大医学部に合格者を出し続け、昨春は第7期生88名が大学入試に挑戦し、東大1名のほか、国公立大学医学部医学科に現役生8名含む、計47名が国公立大学に合格しました。(国公立大現役合格率53・4%)
片山学園中学校・高等学校は、北陸最大の学習塾「富山育英センター」が平成17年に設立した「塾が創った学校」です。毎日7時限の週35時限授業、そして月一回実施される演習中心の「土曜塾」の実施など、学習塾の手法を取り入れた独自のカリキュラムを展開し、合格実績に結びつけています。
そして教育の柱に掲げるのは、「孝・恩・徳」に集約される全人教育です。「夢はかならず実現できる」をモットーに、一人ひとりの可能性を信じ、その才能を開花させることで、「国際舞台でリーダーシップを発揮できる人材の育成」をめざしています。
片山学園の教育は、難関大学に合格するだけではありません。その先を見据えた教育を実践しています。昨年度からはアクティブ・ラーニングと新たな道徳教育にも本格的に導入し、「真の学力の強化」を目標に授業活動ではディペート、班別学習、プレゼンテーションを取り入れているほか、中学3年生から高校2年生の総合学習では、生徒自らが設定したテーマに沿った探究活動にじっくりと取り組み、研究の成果を論文にまとめています。また、経済や芸術、医学など、様々な分野の最前線で活躍する人物による「特別講座」を定期的に開催し、教科の授業とは異なる分野の学びも重視し、中学3年生の5月には地元の企業での職場体験にも挑戦します。
こうした多彩な教育活動を通じて生徒たちは視野を広げ、みずから成長しようとする気構えを培って行きます。

寮生活で得られる「独立独歩」の精神

片山学園学生寮は学校敷地内にあり、学校までの通学は徒歩1分もかかりません。学校長が寮長を兼務しているため、寮生らの学習指導や生活指導は全職員で対応しています。ただ、学生寮の基本運営は「自主自律」を根底に置いているため、ほぼすべての運営を学生寮長や学生副寮長といった寮生執行メンバーらが行っています。
今年度6月下旬から7月上旬にかけてオーストラリアからの高校生男女20名が寮で生活し、様々な場で寮生らと一緒に活動しました。英語や日本語で互いの国の習慣、文化、生活様式、そして個人的な部分で交流を図って大変貴重な時間を過ごすことができました。
6年間の寮生活は、きっと成長のための大きな糧となっているはずです。
 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

片山学園中学校
[学校HP]http://www.katayamagakuen.jp/
〒930-1262 富山県富山市東黒牧10
Tel.076-483-3300

最寄駅/
JR北陸本線・高山本線「富山駅」から地鉄バス(約30分)、富山地方鉄道上滝線「上滝駅」から大山コミュニティバス(約9分)「片山学園前」すぐ。<スクールバス>県内各地から11 系統を運行。

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