思考力を高めるリベラルアーツクラスが始動 グローバルな学校生活で世界レベルの力を養う
快速停車駅でもあり、国分寺、立川など西東京からの通学が便利な拝島駅。そこを最寄りとする啓明学園中学校は、生徒の登下校の安全に配慮すると共にさらなるアクセスの良さを実現するため、拝島駅と八王子駅、京王八王子駅の3駅からスクールバスを運行しています。
1940年の創設時より、多くの帰国子女や外国籍の生徒を受け入れ、現在も生徒の約36％が国際生という国際色豊かな同校。今年度より校長に就任した原田泰宏先生にお話をうかがいました。
多様性に富んだクラスで柔軟な心と広い視点を養う
「啓明学園中学校にきて驚いたのは、相手を理解しようという素直な生徒達の心です。本校には北米だけでなく中南米やアジア、欧州で育った生徒も多く、学校のあらゆる場面で多様な言語が飛び交っています。生徒達は友達が何を言っているのか理解しようと、話しかけたり言葉の意味を調べたり、相手の言葉を聞く心をもっているんです。それは言葉だけでなく、文化を含めた違いにも同様です」。同校では、国際生と一般生が同じホームルームクラスに在籍し、必要に応じて取り出し授業を行っています。在籍する国際生も一般的な帰国子女だけでなく、他国で生まれ育った生徒や外国籍の生徒も多く、クラスの中に世界が存在するグローバルな環境で6年間を過ごします。
もちろん英語初心者という一般生も、個人に合わせた能力別クラスの授業により、高い英語力とコミュニケーション力を身に付けることが可能です。このようなきめ細やかな指導は、まさに同校の強みといえます。「『広い視野のもと、豊かな人間性と独自の見識を持ち、世界を心に入れた人を育てる』という学園理念のもと、学習や学校生活において生徒を同じように束ねるのではなく、今まで以上に一人ひとりの個性を尊重して受け止め、柔軟な思考や発想の育成に努めたいと思います」。
楽しさを学びの導入にして探究心を刺激する
リベラルアーツクラスでは、物理の法則を応用して理想的なバスケットボールのシュートの研究も
啓明ならではの環境と細やかな指導が実を結び、生徒の約1／3がグローバル教育に強い私立難関校へと進学している同校では、今年度から新たにリベラルアーツクラスをスタートしました。これは、国語、社会、数学、理科、英語の5教科に技術や芸術を横断的に組み合わせるもので、アクティブラーニング等さまざまな要素を担っています。
例えば、カラオケで高得点を出すには、という観点から数学と音楽をコラボレーションするなど、生徒の興味や関心のあることを題材にして物事を掘り下げ、教養をつけると同時に学力を高めていきます。通常の座学とは異なり体験的に学ぶことで、生徒達の学びへの意識や向上心が一層高まっているそうです。
モチベーションアップを図り心の豊かさと学習面の充実を
「第一番に生徒達の心の豊かさを伸ばしていきたいです。そして同時に生徒達の学習面での力をさらに引き出し、チャレンジ精神を高めていくことを、中学高校共に教職員一丸となり指導していきます。今後はそのために必要な仕掛けや、生徒のモチベーションを上げる機会を増やしていきたいですね」と、抱負を語る原田校長先生。グローバルという同校の大きな魅力に新たな要素が加わり、ますます充実したスクールライフになることでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
啓明学園中学校
［学校HP］http://www.keimei.ac.jp/jsh/
〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15
Tel. 042-541-1003
最寄駅／
JR・西武拝島線「拝島駅」から徒歩20分。
スクールバス／
「拝島駅」から6分、JR「八王子駅」から30分、京王線「京王八王子駅」から20分。
路線バス／
JR「立川駅」から25分、「拝島駅」から10分、「啓明学園」下車。