学年ごとの学びを形に! 力を合わせて取り組んだ橘花祭(文化祭)
展示と実演で学習の成果を表現した中1・中2
橘学苑中学校・高等学校では、9月30日と10月1日に「橘花祭」(文化祭)が開催されました。今年は創立75周年という区切りの年でもあり、生徒たちは入念に準備を重ね、当日は来場する人たちに心のこもったおもてなしをしました。今回は、中学生の展示を中心に取材しました。
中1は「おこめーズ」と題して、長野にある学苑施設で春と秋の2回宿泊して行った米作り体験の発表展示と数種類のお米を食べ比べる「きき米」を実施。自分たちで作った白米のほか、栃木から取り寄せた40種類のお米をブレンドした「いろいろ米」など、4種類のお米をおにぎりにして、来場者に食べ比べてもらいました。
一方、中2は王子にある「紙の博物館」を見学し、紙すきなどを学びました。これを来場者に体験してもらったり、紙すきについて英語で説明したりという展示を行いました。教室内には生徒たちが折った2千羽もの千羽鶴や巨大な折り鶴も展示し、窓も和紙できれいに飾りました。
中3はイギリス風喫茶店で手づくりクッキーを販売
毎年、4月に実施するイギリス研修で学んだことを文化祭のテーマに取り入れている中3。今年はイギリス風の喫茶店で手づくりクッキーと飲み物を販売しました。店の内装は本棚が並んだイメージで、生徒たちが書いた紀行文をテーブルに飾り、旅の思い出を再現。クッキーはプレーン、ほうれん草、紫いも、トマトの4種類の味を焼きました。調理担当の生徒は、何種類ものレシピを試して作り方を研究したそうです。また、食券も手作りで、添えられた紙ナプキンなども自分たちで選んで仕入れるなど、全員が何らかの形で担当を持ち、来場者の方に楽しんでもらえる工夫をしました。
車椅子バスケチームの特別講演も開催
2日目には車椅子バスケのチームの方々を招き、講演会を行いました。講演は高3の生徒を対象に、卒業後に開催される東京五輪・パラリンピックをホスト国としてどう迎えるかを考えてもらう目的で開催しました。その後、車椅子バスケの体験も実施。これは生徒や保護者など来場者誰でも体験できるもので、体験したバスケット部の男子生徒は、その面白さと難しさを実感していました。
大変な準備を乗り越えて迎えた2日間は、生徒たちにとって充実したものであったようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
橘学苑中学校
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