多彩なプログラムで活きた英語力を磨く
「英語嫌い」をなくし、日常生活で使える英語力を育むネイティブ副担任制
「うまく発音できない」「間違えると恥ずかしい」など、英語を話すことに対する日本人特有の抵抗感をなくすことが、活きた英語力育成の第一歩だと考え、昨年度よりスタートさせた一年次でのネイティブ副担任制は、横浜富士見丘学園の英語教育の大きな特徴です。ホームルームやランチタイム、清掃活動や課外授業にいつもネイティブが生徒と一緒にいることで、英語が身近になり、「英語嫌い」がなくなりました。その効果を期待して、さらに今年から部分的に二年次にもネイティブ副担任制を導入しています。
英語検定受験も奨励していて、年二回、英語検定二次試験会場校にもなっており、多くの受験生を出す優秀な学校に送られる英検奨励賞を二年連続でいただいています。ネイティブ副担任制の効果もあらわれており、この六月の英語検定では、中学二年生で準二級や三級を取得する生徒も複数名でてきました。
新たな英語教育プログラム
lとr、sとthの区別やあいまい母音など、日本人には難しい発音、英語のイントネーションやリズムを正しく身につけ、相手に通じる英語を話せるようになる取り組みをスタートしました。「英語発音・音読クリニック」です。海外滞在の経験が豊富で、発語発音指導士の資格を持つ教師が行う講座は、大学の外国語学科の授業のように専門的です。当初、中学三年生から高校三年生で受講者を募集したところ、高校二・三年生で定員がうまってしまいました。英語系の学部に進学希望の生徒を中心に、通じる英語の必要性を感じていた証拠だと考えています。
さらに、通常の英会話の授業以外に、高一、中三を対象に、週一回、放課後に「エクステンション英会話」を実施。五~八名の少人数でのグループレッスンを行っています。中三は、一月のオーストラリア研修を見据えての取り組みにもなっています。少人数だからこそ、一人ひとりが英語でアウトプットできる機会を多く設けることができます。
中三では、海外留学生と英語でグループワークを行い、英語のアウトプット力とともに、グローバル力の育成を図る「グローバルアイ」という企画もスタートします。様々な国々の留学生と触れ合うことで、国際感覚が身につくはずです。
心に響く体験型海外研修プログラム
他校にさきがけて五年前から開始したセブ島英語研修には、毎年、中一~高二の四十名前後が参加しています。今年で五年連続参加する生徒もいます。英語のマンツーマンレッスンに加え、参加した多くの生徒の心に残るのは、DAREDEMOヒーローという現地でのボランティア活動に参加した経験です。「世界には勉強したくてもできない子どもたちがこんなにいるんだ。私たちは何と恵まれているのだろうか。将来この経験を活かして海外で活躍したい。」など、生徒の心に真のグローバル精神が芽生えます。中三では、ファームステイやドミトリーステイを行う、オーストラリア海外研修に行きます。現地の人々、学生との交流が、生徒の自信につながります。希望者はその後、アデレードでの短期留学も可能です。今年は八名が短期留学をしました。なかには帰国後あらためてオーストラリアに留学する生徒もいます。
横浜富士見丘学園は百周年に向けて、更なる学園改革をすすめていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
横浜富士見丘学園中学校
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