〝世界型人材〟を目指して、 「その針路を世界に向けよ!」
一流にふれ、伸びようとする芽を伸ばす
学力とともに生徒の個性を伸ばし、主体性を育て、社会に通用する人材、つまり『世界型人材』の育成を目指す同校。「物事は、表面的な理解では通用しません。ですから、勉強することは当たり前です」と、校長の竹澤賢司先生は言われます。
モットーの「授業が一番」を軸に、道徳をはじめとした心の教育、そして音楽や伝統芸能、文化人の講演会など一流にふれるイベント教育など、日常的にさまざまな種を蒔いて、生徒たちの伸びようとする芽を伸ばしています。「悩み深き中高時代は、本気で考えることが最も大事です。そして、自分の思想を形成できるだけのタフな知力を身につけなければなりません。だからこそ、一流にふれて視界を広げ、それぞれの針路を世界に向けてほしいと願っています」
今回ご紹介する、中3~高2を対象に行われる「ディレクトフォース出前授業」(年に約3回実施)もその一つ。これは、世界を股にかけて活躍する企業や官界OBの方々で構成する一般社団法人「ディレクトフォース」のメンバーが、日本を背負って立つ子どもたちに自らの経験や信念を語り、対話する取り組みです。
大先輩の体験談に感銘し、世界に大きく目を開く
昨年から始まったこの取り組みには、12人くらいの方が来校しますが、総合商社やIT、建築など、さまざまな業種におよぶため、事前に生徒から聞きたいことなどのアンケートをとり、基調講演とパネルディスカッションを行う全体会のあと、分科会でさらに職種別の講話と質疑応答が行われます。「生徒からはさまざまな質問が飛びますが、応えきれないものに関してはメールを送ってくださいますし、さらに生徒がメールで質問させていただくこともあります。みなさん、本気で向き合ってくださるのがありがたいですね」
以下は、生徒の感想の抜粋です。「元バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンの『何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ』という言葉が紹介されましたが、私も反論されるのを恐れるよりも、どうすれば自分の意見を納得してもらえるかを考えていきたいです」「グローバル化社会で私たちが生きていくために大切なことは、自律しようとする強い意志や、新しいことに対応できる力、創造する喜び、他を思う心などです。失敗を恐れていると、何も始めることができません。だから、たくさんのことにチャレンジしたいと思います」
この取り組みは、生徒たちにとって世界に大きく目を開くきっかけになっているようです。中高時代をどう過ごすかで、子どもたちの未来は変わります。同校の説明会は、あと1回。どうぞ、足をお運びください。
30年間親しまれた制服が、来春一新します。伝統のグリーンはさらに深く、男子のスラックスはオリジナルグレンチェック柄、女子のスカートは世界に一つだけのオリジナルチェック柄と、よりスタイリッシュに、そして知性と品格を感じさせるものに生まれ変わります。
壁には「フェニックス」と名づけられたアートガラスが埋め込まれ、マザー・テレサのブロンズ像も設置されている同校ですが、創立40周年を記念して11月いっぱいまで「えどとりスクールミュージアム」が開催されています。その絵画やオブジェは、女性の生き様を描きつづける山田郁子氏の作品、現代作家の作品、東京芸術大学の卒業生の作品、同校の小・中・高生・および卒業生の作品、そして同校が所蔵する世界の名画の原寸大レプリカ(ダヴィッド作『アルプス越えのナポレオン』など)。校内全体が会場になっているので、説明会の際には、ぜひご堪能ください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
江戸川学園取手中学校
[学校HP]http://www.e-t.ed.jp/
〒302-0025 茨城県取手市西1丁目37番1号
Tel. 0297-74-8771
最寄駅/
JR常磐線・東京メトロ千代田線「取手駅」西口下車、徒歩25分
またはバス(江戸川学園・中央タウン行き)5分