私学探検隊

豊かな心を育み、人としても大きく成長。 それぞれの個性を生かし 学年を越えた仲間と、たった一つの舞台をつくる

昨年の恵泉デーではモーツァルトのオペラ「魔笛」を熱演。今年の新入生歓迎会では「アニーよ銃をとれ」を演じました

昨年の恵泉デーではモーツァルトのオペラ「魔笛」を熱演。今年の新入生歓迎会では「アニーよ銃をとれ」を演じました

生徒の自主性を重んじ、自ら考え、発信する力を身につける教育を行っている恵泉女学園中学校。クラブ活動もその一環として、生徒たちが力を合わせ、主体的に運営・活動を行っています。
オペレッタクラブは、部員数51名。演技だけでなく、台本・演出・伴奏・照明・衣装など、裏方の仕事もすべて部員が行い本格的。演目も幅広く、オペレッタ「メリー・ウィドー」、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」、オペラ「魔笛」などを上演しました。ほかにも、4月末の新入生歓迎会公演、夏合宿、デイホーム訪問など、一年を通して活発に活動しています。
練習では、月に2~3回程プロの声楽家を招き、歌のレッスンや舞台のアドバイスを受けるほか、OGが指導に来てくれることもあります。
昨年は、同校出身で元宝塚歌劇団花組娘役トップの花乃まりあさんが来校。ミュージカル「ミー・アンド・マイガール」の楽曲を一緒に歌いました。このように、さまざまな方からの協力も得ながら、舞台での表現力に磨きをかけています。

新・旧部長さんにインタビュー

――入部のキッカケは?
Sさん 小学5年生の時に見た、恵泉デーの公演です。当時はオペレッタが何かも知りませんでしたが、舞台の華やかさに魅了され、頭のどこかで「このクラブに入れたらいいな」と思っていました。
Yさん 私も同じで、恵泉デーを訪れた時の公演です。観客を圧倒する舞台の雰囲気にのまれ、「恵泉に入りたい=オペレッタクラブに入りたい」というくらい、魅力を感じました。
――活動する中で感じた魅力は?
Sさん 部員一人ひとりの個性です。舞台の演技でも個性が光ります。
Yさん 皆が同じ目標に向かって頑張れることです。ゼロから舞台をつくっていくので、公演後は感極まって泣いてしまうことも(笑)
――部員同士の交流は?
Sさん 舞台の上で学年は関係ありませんし、普段の活動でも、いい意味で先輩後輩の壁を感じないのは、恵泉のクラブで一番かもしれません。
――印象深い出来事は?
Sさん 花乃まりあさんとの共演です。元タカラジェンヌの方と同じ舞台に立ち、舞台で自分を輝かせるとはどういうことか、強く実感できました。
Yさん たくさんあり迷いますが、今年1月に行った課外オーケストラとのコラボレーション「オケレッタ」です。オーケストラの演奏をバックに歌えたのは贅沢な経験でしたし、見てくれた人からも、感動したという感想をたくさんもらい、嬉しかったです。
――部長として心がけていたこと、心がけたいことは?
Yさん アットホームなところもクラブの魅力なので、いつも明るい雰囲気づくりを意識しました。部長としてやってこられたのは、皆が助けてくれたおかげです。
Sさん 先輩方がつくってきたクラブの魅力を維持しつつ、新しいことにも挑戦して、更に上を目指していけるよう、部長として一年間頑張っていきたいと思います。

皆初めは、歌も演技も未経験。初心者でも楽しく活動できますよ。恵泉デーで、生の舞台の感動を味わって下さい!
旧部長のYさん(6年生)と新部長のSさん(5年生)

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

恵泉女学園中学校
[学校HP]http://www.keisen.jp/
〒156-0055 東京都世田谷区船橋5-8-1
Tel.03-3303-2115

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