ソフトテニス部でペアを組んだことをきっかけに なんでも話せる、切磋琢磨できる、親友になった。
モットーは文武両道。ペアを組んで力がついた
部活動が盛んな桜美林。大学とワンキャンパスで活動場所や設備が充実しているため、中学校では約9割、高校でも約8割の生徒が部活動に熱心に取り組み、成長を遂げています。
髙橋璃々さん(中3/部長)と都築琉那さん(中3/副部長)は、ソフトテニス部でペアを組んだことにより、互いに「知らないことはない」と言い切れる仲になり、「入学時には想像もつかなかったほど学校生活が充実している」と言います。
「入部後、先輩から技術的なことを教わり、中1の夏合宿でペアが決定します。琉那とは同じクラスでしたが、今ほど仲がよかったわけではありません。2人で強いペアになろうと努力するうちに、クラスが分かれても朝(始業前の時間)や休み時間に顔を合わせて話をするほど仲良くなりました。私たちが大切にしているのは文武両道です。それを実現できている実感があります」(髙橋さん)
中学生活が軌道に乗り、自信をもって中学から高校へ
ソフトテニスは頭を使う競技です。都築さんが「ダブルスだからおもしろい」というように、2人のコンビネーションや戦略が勝敗に影響します。「テニスの技術を磨くことも大切ですが、頭を使い、人のいないスペースに打てるようになると強くなります。相手のプレースタイルをよく見て、得意な攻め方をさせないようにすることも必要です」(髙橋さん)。「どう戦うかを考えながらプレーすることは難しいですが、意識してプレーしているうちに思考や感覚が身についてきます。成長を実感できるところがソフトテニスの楽しさだと思います」(都築さん)
上位3ペアがAチームとして出場できる、団体戦のメンバー入りをめざして部活動に夢中になると、学力も伸びていきました。放課後の補習に呼ばれると部活動に出られません。相手に迷惑をかけたくないという思いから、毎日の学習を大事にするようになったからです。習熟度別授業を行う英・数では、成績上位者が集まり発展的な学習に取り組むハイクラスに在籍するまでになりました。今では定期試験が近づき部活動が休みになると「今日は○時間勉強しよう」と約束。勉強でもテニスでも肩を並べていたいという気持ちが原動力となって、定期試験の総得点が同じだったこともあるほど一緒に成長しています。2人に負けまいと他のペアも実力をつけてきている中で、都大会出場を目標に掲げて「もっとうまくなりたい」(都築さん)、「しっかり練習して悔いのないように戦いたい」(髙橋さん)と話す2人。その表情には「私たちならやれる」という自信が感じられました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桜美林中学校
[学校HP]http://www.obirin.ed.jp/
〒194-0294 東京都町田市常盤町3758
Tel. 042-797-2668
最寄駅/
JR横浜線「淵野辺駅」からスクールバス8分。徒歩20分。スクールバス総台数15台(5~10分間隔で随時運行)。「多摩センター駅」からもスクールバス有。入学後6年間スクールバス無料。