日々、世界を感じながら、問題解決に向け活動する
学校生活からグローバル国際交流の先駆校によるピースメーカープロジェクト
1940年の創立時より帰国子女を受け入れ、現在も帰国子女や外国籍の国際生が生徒の3割以上を占めている啓明学園中学校。一般生と国際生が同じホームルームクラスに在籍しているため、校内では英語をはじめ、さまざまな言語での会話が飛び交っています。
学校生活自体が多様性にあふれる同校では、〝平和を創る世界市民〟の育成を目的に、「ピースメーカープロジェクト」と題したグローバル教育を実施。語学や各国の文化理解に加え、戦争や貧困など世界が抱える問題に触れる多彩な機会を設けています。さらに、問題解決について考えるだけで終わらせず、自分達ができる支援を行うなど、サービスラーニングへと繋げています。
多様な教育と環境が生徒の向学心を高めていく
昨年度は、国立+難関私学への進学者が4割以上まで増加。中でも、外国語や国際系の学科に進む生徒が多くいました。入学時は世界に対する関心がゼロに近い生徒も、国際色豊かな学校生活や段階的に深めるグローバル教育により、「もっと世界を知りたい」という向学心に繋がっているのがわかります。
共感し、深く考え、行動する。啓明学園中学校での生活は、将来大きな力となることでしょう。
多彩な行事・プログラム例
(海外体験学習・海外留学制度)
海外体験学習は、中学2年生から参加可能。
グローバル講演会・ワークショップ
「自分の身の回りのことから世界を考える」を主なテーマにしたワークショップ。講演を聞くだけでなく、異学年のグループでディスカッションを行い、意見を共有し思考を広げ深めていきます。生徒との繋がりが強い同校らしく、卒業生が講師として熱く語ることも。
グローバルチャレンジ
毎年オリンパスホールで行われる「英語・外国語スピーチコンテスト」では、英語の他、スペイン語や中国語、コリア語などの言語で、自分の体験や思いを発信。英語でチャレンジ「ビジネスアイデアコンテスト」など、校外の外国語コンテストや模擬国連にも参加しています。
国際理解の日
世界を感じ視野を広げる学校行事。
通年プログラム例
裁縫活動によるフェアトレードを通じて教育支援をする「カンボジア裁縫プロジェクト」をはじめ、NPO団体、グローバル企業等と連携した海外支援や、海外姉妹校と共同研究を行っています。
国、地域、世界のさまざまな課題について、中学1~3年生が自分達の力であらゆる視点から調べ、話し合い、考えたことを発表します。
17回目となる昨年度はルワンダをテーマに各学年が発表。後半はルワンダで義肢装具を製作するNGO「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」のルダシングワ夫妻を招き、お話をうかがいました。内紛や厳しい現状を直に聞くことで、生徒達は世界の現実をより身近に感じ、平和への思いを強めました。
海外体験学習は、春と夏の年2回実施。姉妹校や交流校に1~2週間滞在し、海外での学校生活やその国ならではの文化を体験します。各国に姉妹・交流校をもつ同校らしく、英語圏だけでなくアジアや欧州などへの訪問もあり、毎年多くの生徒が参加しています。
海外留学制度は、希望者が中学3年生の3学期に3か月の短期留学を行います。高校では姉妹校との1年間の交換留学制度がある他、外部団体を通じた留学も可能です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
啓明学園中学校
[学校HP]http://www.keimei.ac.jp/jsh/
〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15 Tel.042-541-1003
最寄駅:JR・西武拝島線「拝島駅」から徒歩20分。
スクールバス:
「拝島駅」から6分、JR「八王子駅」から30分、京王線「京王八王子駅」から20分。
路線バス:JR「立川駅」から25分、「拝島駅」から10分、「啓明学園」下車。