人間力を育てるCambridge Englishの英語授業!
「未来の発信基地」として21世紀型教育を実践していく工学院大学附属中学校。2015年から中学では「特進」「特進理数」「インターナショナル」のハイブリッドクラスをスタートさせ、注目を浴びています。これからのグローバル社会のリーダーとなる人材を育てるべく、多文化、多言語の中で主体的に問題解決に取り組む力を養っていく授業を展開します。
先生が一方的に教えたり、ひたすらノートを取るような授業ではなく、対話型授業(PIL)、課題解決型授業(PBL)を主軸としたアクティブラーニングがどの授業でも取り入れられています。
テーマと授業が面白いから英語で伝えたくなる
この授業の取り組み方がいかに生徒たちの思考と経験を変えていくかは、2017年に日本初のケンブリッジ・イングリッシュ・スクールに選ばれた英語の授業に大いに現れています。
英語オンリーで進められる授業で使われている教科書は、ケンブリッジ大学出版発行の「Uncover」。身近な話題から社会問題までを取り上げながら、読む・聞く・話す・書くの4技能をバランスよく学んで行きます。
「私たち親世代が学んできたような英文を訳して単語を暗記する英語の授業とは全く違うので、戸惑う保護者も最初は多いです。でも子どもたちはすぐに慣れて、英語だけで進む授業でも次々に意見を出してきますし、単語の意味が分からなくても文脈から読み取り、全体を理解できるようになっています」と英語科主任の中川千穂先生。
読む、調べる、話す、作る…… 英作文もスラスラ書ける
例えば、2年生のあるユニットのテーマは、「気候」。シベリアでの暮らしなどが紹介されるストーリを読んだり、地域によって異なる気候について学んだりと、約1カ月かけて1つのテーマを多様な方向から学んでいきます。学校行事をはじめとした実生活と関連づけたプロジェクトから、物事を多角的にとらえ、問題を見出し、解決策を考えます。その際、英語は伝えるツールです。時には、レゴで「極限の環境に住む」をデザインし、その内容を相手に伝えます。アクティビティーの最後に自分の考えたこと、活動したことをひとまとまりの英語にします。
「英語を学ぶとき、本来は『流暢さ→複雑さ→正確さ』が理想とされていますが、日本のこれまでの英語教育は逆でした。まずは知っている単語をつなぎ合わせでも伝えたい気持ちが大事です。そのために生徒たちが話したくなるテーマや課題を用意するのが教師の役割だと思っています」
新しいスタイルで英語という枠を飛び越えた授業は、英語力を伸ばす以上に、「人を育てる」授業なのです。ぜひ一度、実際に工学院に足を運んで21世紀スタイルの教育を体感してください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
工学院大学附属中学校
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