私学探検隊

ジャグリング同好会がクラブに昇格! 自信がつきモチベーションもさらにアップ

人前で堂々と話せる積極性と行動力が自然に身につく

部長の綿谷篤洋くん

部長の綿谷篤洋くん

「教師は常に生徒と“ともに居る”」 という創立者ドン・ボスコの教育理念に基づき、生徒たちの考えや行動を理解した上で自主判断を尊重し、積極性を育成しているサレジオ学院中学校。
“知と心と体”を育むクラブ活動も運動部、文化部ともに積極的に行われています。そんな中、今回ご紹介するジャグリング部は、2018年4月に同好会からクラブに昇格したばかり。「先輩が5年前に修学旅行でイタリアのトリノに行ったときに、現地の学校との交流会で、お手玉をやってみたら喜ばれたことがきっかけで、同好会として5人で立ち上げたのが最初です。僕自身は先にジャグリング同好会に入っていた兄の影響で始めました」と語るのは部長の綿谷篤洋くん。取材時の部員数は中学2年5人、中学3年5人、高校1年が6人の合計16人で、新入生の入部を待っている状態だそう。「練習は、月曜・金曜は16時~18時、土曜は13時30分~18時。シガーボックスや皿回しなどいろいろな種類があるのですが、自分たちのやりたいものを各自で練習しています。教えてくれる人がいるわけではないので、動画サイトで研究することもあります。先輩・後輩の上下関係はなく、お互いに教え合えるフレンドリーな雰囲気です。なにより4月から部に昇格したので全員のモチベーションも上がり、今まで以上に練習に力が入っていますね」。
現在は文化祭や地域のイベントに参加するほか、3カ月に1度、他校の部とコンタクトをとって交流会を行うこともあるとか。「他校の人たちと練習したり、技を披露しあったりします。僕は人前で話すことや、演技をすることが苦手だったのですが、ジャグリングを始めてからなんでも積極的に行動できるようになりました。また、うまくなりたい!という思いが強いので、技を身につけるまであきらめないという気持ちや集中力も今まで以上に身についたように思います」と綿谷くん。普段の勉強にもその成果が表れ、発表や英語のスピーチも堂々とできるようになったと言います。

人前で失敗することを恐れなければメンタルも強くなる

同好会を立ち上げた当時からずっと生徒たちをみていた顧問の吉見拓也先生も言います。「同好会からクラブに昇格したことで生徒たちの目の色が変わりました。頑張ってやってきてよかった、続けてきてよかったという達成感を感じます。モチベーションもかなり上がっているので、クラブ活動はもちろん、勉強や生活にもいい影響がでてくるのではないかと期待しています。舞台に上がって表現すること、楽しませることも大切ですが、実は“失敗することも大事”。人前で自分の未熟さを味わうことで精神的な成長もできると思います」。今の目標は“ジャパンスチューデントジャグリングフェスティバル”に出場すること。部員たちは練習を重ね、晴れ舞台を目指しています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

サレジオ学院中学校
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