充実の外国語授業と国際教育で主体的なコミュニケーション能力を養う
英語が堪能な生徒向けに取り出し授業をスタート
湘南白百合学園中学校・高等学校では、充実した外国語教育や国際教育を実施しています。同校の取り組みについて、英語科の小川惠先生と栗原美和先生にお話を伺いました。
「今年の中1と中2から、帰国子女など、英語が堪能な生徒を対象に、ネイティブ教員を中心とした週6回の特別取り出し授業『Eクラス』を開始しました。この授業は海外のテキストを使用し、極少人数で行います」と小川先生。「この授業の目的は5領域(聞く・読む・書く・やり取りする・発表する)の言語活動をバランスよく身につけること。会話だけではなく、文法をきちんと理解し、論理的に表現し、発信する力を養います。文法重視のテキストも使用し、高2以上のネイティブ教員による選択授業や、最難関大学入試につなげていきます」(小川先生)
従来からの習熟度別授業にプラスして、この取り出し授業が開始されたことで、より高い英語スキルのある生徒を育成することが期待できます。また、同校は、ネイティブ教員も、日本人の英語教員も生徒と距離が近く、英検対策や英作文の書き方などの相談もしやすい環境があります。今年から中2全員を対象にしたイングリッシュキャンプ(研修旅行)も始まりました。さらに、高校生になると、オンライン英会話や運営母体がフランスの修道会であることの特徴を生かしたフランス語の授業も選択できます。
国内外で生徒が活躍できる国際教育プログラム
同校には「タラント・リリア・プログラム」と呼ばれる国際教育プログラムがあります。「タラントとは『与えられた能力・才能』、リリアは校名の『百合』の意味で、一人ひとりの能力を引き出してあげたいという意味が込められています」と栗原先生。
プログラムには国内研修と海外研修があり、すべて希望者が対象。国内研修は校内で行う中1対象のものから中2以上を対象とする宿泊型のものまであります。また、中3以上はエンパワーメントプログラムにも参加しています。一方、海外研修は3種類。オーストラリア研修(中2~高1対象)は現地の女子校に通い、同年代の生徒たちとの交流を深めることができます。アメリカのスミスカレッジ研修(高1・2対象)はグローバル人材育成を目的としたもので、ディスカッションやプレゼンテーションなどを通して、自分の意見を的確に相手に伝えられるスキルを身につけます。「これらに加え、今年からアメリカのセントメリーズ・カレッジと提携を結び、北米研修(中3~高2対象)がスタートしました。この研修では大学生や大学院生に英語を教わり、ホームステイをしながら英語を使う力を伸ばします」(栗原先生)
このほか、中3オーストラリアターム留学の制度もあり、卒業後に海外大学に進学する生徒もいます。「毎年、有志の生徒が英語ディベート大会やスピーチコンテストなどに参加し、入賞するなどの実績もあります」と栗原先生は話します。同校はグローバルな視野と主体的なコミュニケーション能力を持ち、将来、国際社会で活躍できる女性を育成しています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
湘南白百合学園中学校
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