中2全員が10泊12日のボストン研修へ行っただけで終わらない、将来へのステップ
多感な10代の重要な時期である、中高6年間。この時期の出会い、体験、学びが将来の進路だけでなく、 その後の人間性、生き方に大きく影響を与える時期でもあります。
その6年間を途切れることなく、子どもたちの成長をしっかりとサポートする昭和女子大学附属昭和中学校では、“中学2年生という時期に全員がアメリカのボストンにある研修施設「昭和ボストン」へ約2週間の研修に参加します。
「心身ともに大きく成長する中2という大事な時期に、外に目を向け、新たな経験をすることで、より実践的な能力の向上を図ります。この研修を経験した生徒たちはその後、英語の授業はもちろんのこと様々な学びや興味に対して積極的に取り組むようになります。」
と広報の杉村真一朗先生。
アメリカでも最も歴史ある街、ボストンには300人以上が宿泊、学習ができる「昭和ボストン」という寮設備も完備し、充実した学びができます。
実際に今年3月、研修に参加した中学3年生のMさんに伺いました。
―― ボストンに行く前にどんな準備をしましたか?
全員が「アメリカンライフ」「ヒストリー」「アート」の3つのテーマから自分の好きなものを選びます。私は「ヒストリー」を選び、その中でも歴史あるハーバード大学について調べることにしました。
ハーバード大学の卒業生の著書や、大学を比較した本などを読むのはなかなか難しかったです。
―― 実際に現地でも大学について調べましたか?
はい、現地の人に英語で質問をしました。「ハーバード大学についてどう思いますか?」「ほかの大学より優れていると思うところはどこですか?」などと聞いてみると、アメリカの大学では世界中から学生が集まり、積極的に学んでいることがわかりました。
―― 他には、どんなことをするのでしょうか?
みんなで英語の研修を受けたり、テーマごとに分かれて名所を巡ったり、現地の学校を訪れました。また、現地の生徒を招いて日本のことを紹介する“Japan cultural day”を行い、私はそこで案内役をしました。様々な催し物を英語で説明するために、英文を一生懸命覚えたり、積極的にコミュニケーションを取れるように頑張りました。
―― 印象に残っているのはどんなことですか?
ボストンでは、先生は基本的に支持を出さず、自分たちで行動します。自由時間が多かったり、困っても英語で現地スタッフとやりとりしなければいけないのは大変でしたが、空き時間も英語の勉強をしたり、フィットネスルームで体を動かしたりと、自分で考えて有意義に使いました。とても楽しかったですが、今後はもっと英語で自然に会話したり、自分からオープンに話しかけられるようになりたいです。
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新大学入試でも重要になる、表現力や思考力。そのときしっかり自分の強みを表現できる人になるためにも、昭和女子大学附属昭和中学校の「なりたい自分を目指す」6年間は、彼女たちに大きなパワーをくれるでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
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