2019年4月から「理系インタークラス」がスタート!
来春、新3年生を対象に「理系インタークラス」が発足します。3年生から6年生までの4年間をとおして、理系の枠にとどまらない新しい分野の学びをスタート。新コースのディレクターを務める藤田晃久先生にお話を伺いました。
新時代の「特進クラス」で、理系の枠を超えた新分野の学び
「次の時代を切り拓いていくような、レベルの高い学びを実践していきます」と、藤田先生。開校以来、医歯薬獣医学系への進学率が高い同校が、さらに高いニーズに、独自のカリキュラムで応えます。
「理系インタークラスは分野は理系ですが、自然科学だけにとどまらず、人文系や社会科学系など、文系の分野まで広くとらえていきます」(藤田先生)
1クラス15~20名と少人数を想定。授業内で週に2回ゼミの時間を設け、各自が関心のある分野を選択して課題を設定し、研究・発表をします。
さらに、研究成果を生かしたプロジェクトでは、実践的な学びを展開。「研究内容を社会のなかにどう還元していくのか、生徒の内発性を重視しながら、商品化などを含めて発展させたいと思います」(藤田先生)
多角的に生徒をサポートし、世界で活躍する人材を育成
特徴的なのは、ゼミの指導は必ず外国人の先生と日本人の先生が共同であたることです。
「外国人の教員も数学やファイナンスやメディアなど、それぞれの専門分野をもっていますので、生徒は英語を学ぶだけではなく、英語で学んで英語で何をするのか、徐々に段階を上げていきます」と、藤田先生は言います。もともと国際的な学びに力を入れている同校では、中2でのイギリス研修では現地に28日間と長期間滞在。「理系インタークラスでは、研修時にもケンブリッジ大学の研究者と英語で交流を図っていきます。生徒たちの研究へのフィードバックや将来のキャリアについて相談する機会も設ける予定です」と、藤田先生。「また、高2では卒論に取りかかりますが、和文・英文の両方を作成します。国際的な学会にも発表していきたいと思います」と強い意欲を示します。
「学力+探究心+主体性」で選抜。イノベーターの育成へ
このクラスへの選抜は一定以上の学力のほか、グループディスカッションや面接などを経て総合的に判断。1月の選抜試験を前に保護者や生徒からの関心も高く、半数以上の生徒が新コースへの移行に意欲を見せていると言います。
「おもに東大や難関大学の理系分野をはじめ、海外大学への進路実現を目指していき、さらにその先は、世界的なトップレベルで活躍できるリーダーを育てていきたいです。誰も取り組んでいない新たな領域をつくっていきたいと思っていますので、共感する小学生のみなさん、ぜひ、本校での新たな学びにチャレンジしてください」(藤田先生)
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
土浦日本大学中等教育学校
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最寄駅/
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