自分から積極的に話しかけることで コミュニケーションが生まれ、自分の力で 人間関係を築ける能力を身につけていく
互いを思いやり、協力しながら一人ひとりの個性と自立する力を育む
アットホームな雰囲気の中、中高が合同で練習を重ね、4月に行われる新入生歓迎会など年3回の公演を行う演劇部。練習は月・火・金・土の週4日。「脚本は部員みんなで探して決めるのですが、コメディからシリアス、SF作品までわかりやすい内容を取りあげるように心がけています。本番まで大変なこともありますが、アイデアを出し合って、ひとつの作品を作り上げる楽しさと披露したときの達成感は最高です」と話すのは高校2年生の部長・髙津咲希さん。
「最初は人前に出て大きな声を出したり、滑舌よく話したりすることができなかったのですが、先輩たちの指導のおかげで、誰とでも話せるようになりました。また授業中でも今まで以上に人に伝えようとする気持ちで発言するようになったと思います」と中学3年生の部員・込山百香さんも言います。
顧問を務めるのは歌舞伎から現代劇まで演劇に造詣が深い小泉卓史先生。「生徒たちは役者と裏方を交代で行い、学年を超えて会話するうちにコミュニケーション能力がついていきます。演劇は舞台に立てばひとり。部活動をとおして自立する力もつけていってほしいと思います」。演劇で培った集中力は勉強にもプラスの効果をもたらしているようです。「朝早く起きて早めに学校に来て勉強しています。時間の使い方や切り替えも上手になりました」と髙津さん。次の公演にむけ、部員は一丸となって頑張ります!
自分の行動に責任をもち、学年を超えて協力することの大切さを学ぶ場所
ジオラマ制作を中心とする模型班と、部員が撮影してきた鉄道関係の写真と記事で定期的に部誌を発行する研究班の2つで構成されている鉄道研究部。金曜と日曜以外の週5日活動しています。「模型班はオリジナルのジオラマを作るため、工作用紙を切って貼って、組み立てる作業をしています。設計から考えるので、大きい物では半年くらい時間がかかることもあります。部誌制作も部員たちの写真や原稿を集めて作るのですが、常に新しくておもしろい情報を集めているのでこちらも時間のかかる作業です」と語るのは高校1年生の副部長・土生柚佑くん。
「鉄道という共通のテーマで、学年に関係なく知識や意見の交換をしているので部員同士の仲がとてもいいんです。私も最初は引っ込み思案な方でしたが、仲間ができて変わりました。夏休みなどを利用して電車に乗って静岡や仙台に旅行したこともありますが、仲間と出かけるのは楽しいです!」と部員の三村彪賀くん(高1)もにこやか。さらに「毎日コツコツと模型を作っていると辛抱強さや責任感もつきますね」と土生さん。これから夏に開催される「鉄道模型コンテスト2019」の入賞を目指し、部員みんなで力を合わせます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
市川中学校
[学校HP]http://www.ichigaku.ac.jp/
〒272‐0816 千葉県市川市本北方2‐38‐1
047‐339‐2681
最寄駅/
京成本線「鬼越駅」徒歩20分。JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」、JR武蔵野線「市川大野駅」、JRなど「西船橋駅」からバス。(「西船橋駅」からは登下校時のみ直通バス)