創部五十年を迎えたワンダーフォーゲル部。女子校の ワンゲルとはどんなものかと思いつつ訪問しました。
野外活動サークルの女子校生がキャンプを楽しむというアニメ『ゆるキャン』が話題となっています。今回訪問した北鎌倉女子学園のワンダーフォーゲル部も「リアルゆるキャン?」ということでアウトドアwebメディアLANTERNの取材を受けたとか。実際のところは、どんなものだろうと興味津々な思いで部員の皆さんにお話を伺いました。高三の部長さんは「たしかに運動部の中では一番ゆるい部活でしょうね。梅の実を集めて梅ジャムを作ったり、干し柿を作ったり、寒い日には山用のガスコンロでラーメンを作ったりしています」と笑顔で答えてくれました。食べることばかりですね、と問い返すと「食べることが好きでワンゲルに入ったのですからね。もちろん、体力作りもしていますよ」との弁。トレーニングは地階から屋上までの都合六階分の階段を15㎏の荷重を背負って上り下りをするとのこと。冬でも三往復もすると大汗をかいてしまうとか。そして昨夏には北アルプスの蝶ヶ岳(二六七七m)に登ったそうです。その時のことを二年生は「樹林帯をひたすら歩き続けるのはとても辛かったけれど山頂からの景色は最高でした」と楽しげに語ってくれました。すると「大自然の中に身を置くことで自然への感謝と謙虚な気持ちが生まれます。今年は尾瀬の至仏山を目指します」と部長さんが強い語気で応じてくれました。キタカマ・ワンゲルは、ゆるいようでゆるくない、素敵な部活だと実感しました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
北鎌倉女子学園中学校
[学校HP]https://www.kitakama.ac.jp
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0467‐22‐6900
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