約４０あるクラブの加入率は、ほぼ１００％。興味や関心のあることを徹底的に追求する楽しさを経験し、仲間とともに学ぶ力を育てます。
桐朋中学校には、現在、約40のクラブと１つの同好会があります。同好会は、生徒会のクラブ評議委員会を経て教員会議で承認されれば活動が認められます。昨年度、13名の中学生及び高校生が「なわとび同好会」を設立しました。
本校では、中学１年生から高校２年生までの体育の授業で「なわとび」を扱っており、その歴史も古く、１９５０年代から今日まで約60年以上続いています。当初は、狭い場所でも十分な運動量が得られるということで、個人で行う「短なわとび」が導入されました。その後、体系論的にまとめ、個々の「単独わざ」を基本に、４～７つの異なったわざを組み合わせた「規定種目」と、７つの異なったわざを独自に組み合わせた「自由種目」として整理しています。難しいわざには４重とび（４回旋）や、３回旋のうち最初の１回は腕を体の横でまわし、後の２回は交差してまわすもの（速綾３回旋順交交）など多岐に渡っています。
今回、同好会を立ち上げた生徒たちは、この「なわとび」が好きで得意としています。中学生では２回旋の連続わざや３回旋のわざを練習しており、高校生では、約20年間に何名もの挑戦者が達成できずに終わった最高難度の規定Ａを合格し、さらに難度の高いわざに取り組んでいる生徒もいます。彼らは将来的には日本ロープスキッピング選手権大会を目指して互いに切磋琢磨し、「なわとび」を通じて身体能力や集中力を高めようと努めています。とは言うものの「百聞は一見に如かず」。本校のウェブサイトに映像をアップする予定ですので、興味のある人は是非ご覧になってください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桐朋中学校
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