私学探検隊

全国大会準グランプリを受賞したチームも! アイデアを出し合い、提案する企業インターン

本物の企業の社員と関わり、自分たちの企画をプレゼン

各企業の担当者が来校し、目の前で生徒たちがプレゼンテーションを行う

各企業の担当者が来校し、目の前で生徒たちがプレゼンテーションを行う

江戸川女子中学高等学校では、高2を対象にアクティブラーニング型学習プログラム『トゥワイス・プラン』の企業インターンを導入しています。これは参加企業の中から1社を選び、グループワークでその企業から出されるミッションに取り組み、プレゼンテーションを行うというものです。本物の企業の社員が担当してくれるので、学校にいながらにして企業体験をすることができます。また、優秀なチームは全国大会にも出場してプレゼンを行っています。
企業インターンへの取り組みについて、情報科主任の熊谷和也先生と、昨年度全国大会準グランプリと企業賞(日本航空賞)を受賞した「空飛ぶからあげレモン。」チームからラーゲリンオリビア瞳さん、三橋薫乃さん、森茉梨香さん、藤中優里さんの4人(現高3)にお話を伺いました。
「本校でこのシステムを採用したのは2016年。高2の情報科の授業に取り入れ、週1時間、1年間活動しています。1チーム5、6人で参加する企業を決め、企業から出されるミッションに取り組みます。企業の担当の方が来校し、アドバイスをしてくださることもあります」と熊谷先生。初めは自己紹介からスタートし、徐々にステップアップ。活動の中でプレゼンテーションに必要な「パワーポイント」などのパソコンスキルも身につけていきます。

自分たちの体験をもとにこだわりのプランを作成

「空飛ぶからあげレモン。」は帰国生や留学経験者など、海外に関心のある5人がメンバー。飛行機に乗る機会が多かったことからインターン先の企業に日本航空を選びました。企業からのミッションは若者に向けた機内サービスの提案。5人は自分たちが乗客として利用する際に「あったらいいな」と思うサービスを提案し合いました。例えばタブレットを活用し、トイレに並ばなくて済むように予約制にしたり、免税店の商品を予約し、空港で受け取ることができるようにしたりと高校生らしいアイデアがたくさん生まれました。また、活動中はチームのツイッターアカウントを立ち上げ、活動の様子や関連情報などを発信しました。
発表は機内アナウンス風にして、自分たちで作成した15秒のCMも織り交ぜ、興味を引く工夫もしました。「それぞれ得意分野があり、パワーポイント、台本作成などうまく役割分担することができました。部活や学校行事などもあり、時間を合わせて集まるのが大変でしたが、朝早く登校したり、隙間時間を活用しました」(ラーゲリンオリビア瞳さん)
発表はまず校内で行われ、その中の優秀チームが全国大会に出場しました。会場はいつもの環境とは違うため、戸惑うこともありましたが、チームワークで乗り切ったという5人。これから大学受験を迎える生徒たちにとって、この活動を経験したことは今後の進路を考える上でも大いに役立っているようです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

江戸川女子中学校
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