支持される理由は思春期男子の育て方にあり。生活・学習の習慣づけに始まり、 社会への関心を高め、知的好奇心を掻き立てるプログラムで将来を描く
最初に手間をかけるからしっかり育つ
城北埼玉は文武両道をモットーに思春期男子をたくましく育てる男子校です。生徒たちはのびのびと個性を出せる環境の中で、好奇心旺盛に学業や部活動、行事などに取り組み、我が道を切り拓く力をつけています。
その土台となっているのが、中1・中2が取り組む2つのノートです。1つは生活リズムを整える「JSノート」です。毎朝、担任の先生が「起床」「家庭学習」「就寝」の時間を確認するとともに生徒のコメントに目を通すため、「小さな変化に気づきやすくなり、この時期にありがちな生徒同士の揉め事なども大きくなる前に対処できている」(奥貴行先生/入試広報部長)と言います。
もう1つは社会へ視野を広げ、関心を高める「新聞ノート」です。毎週、興味・関心のある記事を1つ選んで、その記事を要約し、自分の意見を書きます。「家庭でも社会で起きていることを話題にしてほしいという思いから、今年度より保護者の方にも記事への意見を書いてもらっています」。それを担任の先生が確認し、先生も自分の意見を書いて戻します。「いわば紙上ディベートです。自分の考えを自分の言葉で伝える力を伸ばすとともに、他者の意見にも耳を傾ける習慣もついてきました」。1学期の終盤からはSDGsのシートを配布。記事に関連のある項目を選んでノートに貼ることにより、国際社会の目標が自然と頭に入って、身近なことから考えることができるようになりつつあります。
来年度より高校に「フロンティアコース」を新設。毎週1時間、フィールドワークや体験型・課題解決型の学習を行います。中学から入学した生徒も高校進学時にこのコースを選択できます。
興味関心のあることに没頭できる環境だから伸びる
こうして中1、中2の2年間、手間をかけて生徒と家庭と担任とがコミュニケーションを取り合うことにより生まれる絆は絶大です。その安心感のもと、生徒同士も互いを尊重しあい、個性を認めあうようになります。その時期に合わせるように、各々の興味関心に応じて参加するJSプログラム(希望参加制/中3~高2)を多数用意して主体的な学びにつなげています。JAXAや理化学研究所などに足を運び、本物に触れたり専門家の方々から話を聞いたりして、将来、進むべき道を固める生徒も少なくありません。企業から与えられたミッションをグループで考え、企画をまとめて提案する「企業インターンワーク」(今年度より高1で実施)も、自分の適性を知るきっかけになっています。
目標がしっかり定まると、そこに向かって「団体戦で大学入試を突破する」という一体感が自然と生まれるのも男子校ならではです。ぜひ学校に足を運んで、毎日が活気に満ちている、城北埼玉の雰囲気を肌で感じてください。
集大成はシンガポール修学旅行
英語教育も充実しています。「英語でディベート」を最終目標に、3人のネイティブ教員(専任)が中心となって4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)を高める授業を展開(中3の英検準2級取得率は40%を超える年も!)。中1から高1まで4年間にわたり、イングリッシュキャンプ(中1は校内で4日間、中2~高1は校外で2泊3日)を実施して、英語力に磨きをかけています。並行して、新聞ノートで社会への関心を高め、日本語でもディベートの訓練を重ねます。集大成は高2の修学旅行。来年度から海外(シンガポール)でその学習成果を試します。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
城北埼玉中学校
[学校HP]https://www.johokusaitama.ac.jp/
〒350-0014 埼玉県川越市古市場585-1 Tel.049-235-3222
最寄駅/
JR川越線「南古谷駅」・東武東上線「上福岡駅」徒歩25分。
スクールバス:「南古谷駅」「上福岡駅」から10分、西武新宿線
「本川越駅」から25分。