10年間の一貫教育による部活動のなかで自分を伸ばせる何かを見つけて人間性を大きく伸ばしてほしい
勉強と部活動をバランスよく行う
東海大学付属相模高等学校中等部における学校生活は、知能を伸ばす〈学習〉と体躯・心を育む〈行事・部活動〉をバランスよく行う「文武両道」の精神に基づいて展開されます。同校の森公法副校長は、その中で部活動に込めた思いを次のように語ります。
「運動部・文化部共に、全国大会への出場経験がある部もありますが、約90%の生徒が所属する部活動は勝ち負けにこだわるのでなく、あくまで教育の一環と捉えています。教室での学習だけが勉強ではなく、その他に教室では学べない何か、自分を伸ばせる何かを見つける活動の一つが部活動であると考えます。
その前提として当校には、学校生活で身に付けるべき当たり前の姿勢があります。人とふれ合う際の始まりとなる挨拶は、基本中の基本として意識しなくてもしっかり声を出してできるように指導します。次はルールを守ること。校則は当然で、身だしなみも生徒同士でチェックし合う意識が整っています。3点目は感謝です。私学への進学に導いてくれた両親はもちろん、部活動などで指導してくれる上級生やOB・OGへの感謝も忘れないでほしい。中学生であれば、自分が周囲からどう見られているかを考えられるようになってほしく思います」。
10年間の一貫教育のメリット
同校では東海大学付属相模高等学校と東海大学を含めた“10年間の一貫教育”が行われています。
「中学入学後は、受験のためだけの勉強は基本的に必要ありません。そのため、例えば失敗をしたときも振り返りの時間をもつことができます。謝って終わりではなく、なぜ失敗したかを自分で考え、失敗を起こさないためにはどうすればよかったかを考える時間ができます。中学時代は失敗を経験した学ぶ機会は重要だと考えています。受験勉強をしない代わりに、その時間を部活動等に注ぐこともできます。中3の12月末まで現役で活動できますし、運動部は新チームになっても先輩として参加できるので充実した部活動を体験できます。一貫教育のため高校生と一緒に活動できる部もあり、6年後の自分を想像しながら練習に励める利点もあります。
当校は、第一志望で入学する生徒が80%に上りますが、そのため入学してからのモチベーションが高く、伸びしろが大きいのも特長です。文武両道の精神でバランスよく学校生活を送って、人間性を大きく伸ばしてください」。
森副校長は、じっくりと成長できる同校の魅力をこのように語りました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東海大学付属相模高等学校中等部
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